過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼン】
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157: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/09/23(火) 11:15:23.58 ID:3zEhG37Z0

剛田「けどよ? お前のわがままで困るのは海軍だけじゃねえんだからな?」ジロッ

剛田「そこのところを弁えてねえのなら、俺が国家反逆罪でお前を突き出して国に裁かせるからな」ジー

剛田「『○四』が実用化されれば、日本男子の誰もが国民の憧れである艦娘と同等の戦士になれる誇りと喜びに打ち震えることだろうよ」

剛田「確かにお前のおかげで我が陸軍にも光が差すようにはなるが、それはつまりは戦火が拡大して必然的に戦死者も増えるってことだ」

剛田「死ぬのが怖いわけじゃない。お前が言う『待つ側』の苦しみが一層重たくなることを危惧してのことだ」

剛田「それに、人間が自ら洋上で戦うことを選び出したら、『何のために艦娘なのか』艦娘の存在意義が失われるのだ」

剛田「結果としては、お前が可愛がってる鎮守府の艦娘どもの居場所を奪う結果にもなりかねない」


剛田「そこをわかっているのか、金本! お前がこれからやろうとしていることの意味が!」


金本「……わかってるよ」

金本「それに、『○四』単独では艦隊決戦に参加することもできない。結局は艦隊の援護しかできないはずだ」

金本「そして、『○四』は戦艦にも空母にも巡洋艦にも駆逐艦にも潜水艦にもなれない性能だ」

金本「精々【支援艦隊】での援護にしか使えないはずだ。揚陸艦と同じく」

剛田「お前が我々陸軍の船娘:あきつ丸を大切に扱ってくれていることには感謝している。そのために『○四』を提案してくれたのも」

剛田「――――――死ぬなよ? 今度は俺や艦娘たちが『待つ側』になるんだからな」

剛田「これに満足したら、しばらくは艦隊指揮で満足しろ。いいな?」

金本「ああ。そうするよ」

剛田「よし。今から試作した『○四』を起動させてみよう。全てはそこからだ」

金本「よっしゃあ! 待ちに待ったこの時が来たぜ!」

剛田「相変わらず切り替えの早いやつだ」ヤレヤレ

金本「ウジウジしたところを見せないのがいい男の条件よ?」


金本「ここらで内弁慶じゃないってところも見せてやらないとな!」ガシャコーン! ブゥン!


Next:第?話 提督、出撃す     -船娘の意地・陸軍の意地・男の浪漫- に続く!




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