過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼン】
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225: ◆G4SP/HSOik[saga sage]
2014/10/21(火) 10:34:45.57 ID:CuqLu7mj0

ヲ級「ヲヲ!」

石田「そう。ふとその時のことを思い出して冷静になって分析してみて、俺は花屋を鎮守府に置くことにしたのだ」

石田「もちろん、【献花】するため――――――実験のために必要な花を自然な形で大量に鎮守府に仕入れて管理させるためにだ」

石田「艦娘たちからは『弔花を自前で用意させるために置かれたもの』だと恐れられていたがな」

石田「…………どれくらいその花屋は鎮守府にあったのだろう?」

石田「俺は花屋に自然と通い詰め、そこで売り子をやっていた娘と仲良くなっていた。おかげで花の名前や花言葉も人並み以上に言えるようになった」

石田「…………懐かしいな」フフッ

ヲ級「ヲ……?」

石田「だが、噂が噂を呼び――――――、ブラック鎮守府を取り締まるために大本営が数々の規制を実装していった中で、」メメタァ

石田「俺の鎮守府の花屋はその象徴として営業停止となって、――――――売り子の娘にはもう長いこと会ってないな」

石田「俺としては、花の仕入れに関するノウハウをすでに教わっていたから用済みではあったんだがな……」

石田「――――――だが、今でも感謝はしている」

ヲ級「…………ヲヲ」スリスリ

石田「違うぞ、『ヲシドリ』。俺は別に寂しいなどとは思ってなどいない……」ギュッ

石田「人生というものは出会いと別れを繰り返しだ」

石田「そんなことは散々 同じ艦娘を【建造】しては捨て艦にして轟沈させてきたから慣れていることだ」

石田「そう、あの時の俺にとっては駆逐艦はどれも同じにしか見えなかった――――――」


――――――それこそ個性や私というものがない一様でしかない深海棲艦と同じような存在にしか見えなかった。





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