過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼン】
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5: ◆G4SP/HSOik[sage saga]
2014/08/23(土) 10:53:55.68 ID:VDZPPCed0

朗利「ねえねえ 石田提督?」

石田「何ですか、朗利提督?」

朗利「さっき『潜水艦隊を』――――――何だって?」

石田「東部オリョール海に出撃させるんですよ。数十回ほど」

朗利「なんだって? どうしてそんなことさせるのかな〜? 明らかに度を過ぎてる気がするけど」

石田「戦いというのは数が全てを支配するものです」

石田「すなわち、鎮守府における『数』というのは『艦隊運用に関わる資源の数』こそが全てとなります。これはあって困ることはありません」

石田「そして、あらゆる敵を吹き飛ばす攻撃力の高さこそが正義なのです。そのために【大型艦建造】に全力を尽くしております」

朗利「それで時間をコツコツ無駄にしてきたわけね。まあレベルは上がるから一概に無駄とは言えないけど」

石田「そういうあなたこそ、よく艦娘たちと遊んでいられますね?」

朗利「俺は提督としてまじめに職務をこなしているだけだよ」


朗利「そう、我が鎮守府を構成する愛する艦娘とのコミュニケーションも提督の大事な務め!」キリッ


石田「フッ、無益なことを」

朗利「はい?」ムッ

石田「調べはついています」

石田「あなたは自分が贔屓する艦娘のために鎮守府を運営し、大本営から与えられた指令の達成には消極的であると」

石田「あなたはいったい何のために提督となったのですか? 組織に所属する人間としてあるまじき実態には反吐が出そうですよ」

朗利「はっ! よくいうぜ!」

朗利「そういうあんたこそ、勝率は俺のところよりも高くないのな」

朗利「しかも、轟沈した艦娘の数が異様に多い」

朗利「どこからどう見ても、世間の人たちが忌み嫌うブラック鎮守府そのものじゃないか!」

朗利「この外道! ひとでなし! 艦娘たちをなんだと思っていやがる!」

石田「おかしなことを言いますね」

朗利「なんだ? あんたも艦娘は人間じゃないから奴隷扱いしているのか?」ジロッ

石田「そうではありません。私は社会的責任能力が認められる友好的な存在を人間として扱うつもりですので」

朗利「本当かな?」ジトー

石田「将棋というのはいかに捨て駒を活用し、相手の陣形を崩し、活路を開いて勝利を得るかとなります」

石田「それと同じように、温存すべき艦娘と切り捨てるべき艦娘の線引があって当然ではないですか?」

朗利「…………!」

石田「ましてや、あなたの言っていることは偽善ですよ」

石田「そういうのは、全ての艦娘の練度を最大値にまであげてから言ってくださいよ」

石田「あなたの鎮守府に所属している重巡洋艦のみなさんが埃をかぶって泣いてますよ?」

朗利「ふん! 人のことを道具としてしか見れない心の冷たい大人にはなりたかぁねえな」

朗利「そういう意味じゃ、次代をつなぐ人材確保に影を落としてるんじゃないの?」

石田「結果が全てなんですよ、結果が。あなたのいう『次代』もそういった結果によってもたらされるもの」

朗利「まあ、あんたみたいな心の冷たいのがいると大本営にも迷惑だろうから、俺のような心の暖かいおにいさんがいていい塩梅だよ」

石田「減らず口を……」

朗利「そういうあんたこそ、【艦隊これくしょん】を始めた動機って何だったのさ? 初志貫徹もできないような情けないやつ!」メメタァ




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