過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼン】
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507: ◆G4SP/HSOik[saga sage]
2015/01/13(火) 08:28:35.06 ID:ucqf94uK0

――――――翌朝


りう「あわわわ…………」ビクビク

清原「で、“あまぎ”? このドラ息子が何をしたって?」ジロッ

あまぎ「はい。それが――――――、」


――――――この子は生まれた時からずっと艦娘に囲まれて甘やかされて暮らしてきたので貞操観念が著しく欠落しているのです。


清原「つまり、あれか? 『艦娘はみんな家族だから誘われればどこへでもついていく』わけか?」

清原「それで昨夜は、お前が迂闊にも色ボケした艦娘の誘いに『うん』と答えて初夜権を巡って鎮守府で抗争が起きたというわけか……」

清原「当然、お前の部下たちは提督の貞操の危機を黙って見過ごすわけがないから騒ぎが大きくなったと……」

りう「ご、ごめんなさい……」

清原「まったく近所迷惑な! いや、それどころではない!(美男美女を巡って血みどろの争いが起きることは数多の歴史が証明している!)」

清原「(いや別に、自分と同じ顔だからって自分が美男だなんては思ってはいないが、)」

清原「(あの子の場合は顔以上に、世界中の人間からの祝福と艦娘と共に生きてきた包容力があるから妙な引力があるのだろうな……)」

清原「しかし、これはひどい……」

清原「“あまぎ”、厳しく育てたんじゃなかったのか!?」ヒソヒソ

あまぎ「残念ながら――――――、あの子が提督になるために海軍学校に通うことになったのはわかりますよね? その時に私はお暇をいただいて」ヒソヒソ

清原「まあそうだろうな(いったいどれだけの飛び級を重ねたら16歳で准将待遇なのか)」ヒソヒソ

あまぎ「“戦後”にできた艦娘学校での寮生活で“護国の英雄の子”としてVIP待遇されていたらしく、」ヒソヒソ

あまぎ「そして、“戦後”生まれの存在意義があやふやな艦娘たちが側女となって甘やかしていたようです」ヒソヒソ

清原「…………え? いろいろツッコミたいところだが、艦娘と言えどもどうして新兵にそんなことをやらせるんだ?」ヒソヒソ

あまぎ「――――――退役した艦娘を宛てがうのは非常に危険だったからです」ヒソヒソ

あまぎ「すでにその頃には退役した艦娘は人間として結婚ができ、人間としての知識や狡猾さも身につけるようになっていたので、」ヒソヒソ

あまぎ「将来 有望な海軍士官の卵たちを何も知らないことをいいことに筆下ろしをして手篭めにしたという事件もありまして…………」ヒソヒソ

あまぎ「ですから、建造されたばかりの艦娘は自分が戦うのに必要なことしか知りませんから、」ヒソヒソ

あまぎ「側女に選ばれるのはそういった訓練を最初に半年以上積んだ艦娘であり、彼女たちは一般的にエリートという認識で通っています」ヒソヒソ

あまぎ「なぜなら、その時に側女に選ばれた艦娘が士官候補生が提督になれた時の最初の秘書艦になり得るわけなんです」ヒソヒソ

あまぎ「つまり、艦娘たちからすれば自分が仕える提督を選べるわけですし、艦齢5歳を迎えればそのまま提督と結婚もできるわけですから」ヒソヒソ

清原「…………“平和で豊かな時代”が“戦間期”と皮肉られる理由がよくわかった気がする」ヒソヒソ

あまぎ「けれど 提督もご存知なように、提督と交わりを持って淫蕩三昧のピンク鎮守府など戦時中からいくつも存在しています」ヒソヒソ

清原「ああ。私もよく知ってる――――――が、あの男はちゃんと成果をあげている以上は私から何かを言うつもりはもうないが」ヒソヒソ

清原「だが、これが我が息子だというのなら死んでも死にきれん未来像だぞ!」ヒソヒソ

あまぎ「ですから、――――――父親として、――――――兼愛交利の体現者として、――――――未来の英雄として、」ヒソヒソ

あまぎ「そして、この鎮守府の司令官として厳しく躾けてください。提督が躾けたほうがあの子にとっては良い薬です」ヒソヒソ

清原「かぁ…………しかたあるまい。艦娘が“あまぎ”と同レベルの人間性を標準装備だったらどれだけ良かったことか」ヒソヒソ

あまぎ「兼く人を愛する提督にとっては受け入れ難いものがありますが、これも1つの未来の予行演習と思って頑張ってください」ヒソヒソ

清原「…………簡単に言ってくれる」ヒソヒソ



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