過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼン】
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589: ◆G4SP/HSOik[saga sage]
2015/01/22(木) 08:33:29.26 ID:5VJHVI9r0

――――――広場のベンチにて


金本「ふぅ、元々はガイノイド技術で造られたものだったが、【海上陸戦機動歩兵】もずいぶんと発達したものだな」ゴクゴク  ←【魔界の缶コーヒー】

剛田「それもこれも、資源王様の温かい【開発投資】のおかげでして」カチャ ←【魔界の缶コーヒー】

剛田「今では艦娘用のパワードスーツとも呼べる【トーチカ】の開発にも成功して【拠点防衛】の準備も着々と進んでおります」ニコニコ

剛田「これで“陸軍の期待の星”どころか皇国の新たな象徴としての“暁部隊”となることだろう」ゴクゴク

金本「だが、陸軍の前線兵力が貧弱なのはいただけないな」

剛田「そうは言われても――――――、」

剛田「陸軍の戦力の基本単位は一人の歩兵からであり、海軍の戦力の基本単位は船長と船員たちによる1艘の船だろう」

剛田「違って当然だ」

剛田「だが、これまでの俺たちが集めてきた【○二】と【○四】の運用データや実戦ノウハウで陸軍でも組織的な運用がやれるようになったんだ」

剛田「劣化艦娘と言われようが結構! あくまでも指を咥えて見ているしかない状況から人類は抜け出しつつあるんだ」

剛田「人類の平和は人類自らの手で為さなければ平和と豊かさの中で堕落して人間としての尊厳を失うことになろう」

剛田「お前だって、【海上陸戦機動歩兵】を造ろうと思ったのはそこからなんだろう?」

金本「……まあな」


「耐えられなくなっただけだよ」


剛田「至言だな」

金本「ああ。命を懸けて戦っている連中にはホント頭が上がらないよ」

金本「――――――わかってはいるんだがな」


金本「艦娘なんていうのは所詮は大量生産が可能な兵器であり、俺たち人間のために喜んで死ぬべき存在であるということなんて」


剛田「けれども、それがお前が聞いたところの海の向こうで造られた無人兵器にしても結果は同じことなんだな」

金本「そうなんだよ。己の力で資源王にまで這い上がった俺からすると、艦娘を前線に送ってそこで敵を倒させて得る【勲章】には違和感があってな」

金本「どうやら俺は自分の力で得た【勲章】じゃないと我慢できないものらしい」
                 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
金本「――――――たとえ俺のものである艦娘たちが得たものであったとしてもだ」

剛田「やっぱりそういうことなんだろうな」

剛田「俺たち軍人が血と汗と涙を流したわけでもなく得たものに何か違和感を覚えるんだよな」

剛田「もちろん、直接 敵を殺めることなんてできれば体験したくもなかったが……、」グッ

剛田「逆に、敵を殺めさせてそれで得た戦果を平然と喜ぶことができる底意地の悪さはどうやら俺もお前も持ち合わせていなかったようだ」

金本「だな。どう頑張ってもヤクザのドンにはなれそうにねえな、俺たちは」


――――――自分に正直すぎて!





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