過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼン】
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79: ◆G4SP/HSOik[saga sage]
2014/08/30(土) 10:39:07.72 ID:D7BqUz5q0

司令部「今はそれでよい。近々 本格的な深海棲艦の調査を行うつもりであるからな」

司令部「今回の報告で得られたのは、深海棲艦も人間や艦娘と変わらない感情を持っているという点だ」

司令部「これは弱点を突く上でも研究する上でも重要な手掛かりだ」

司令部「他に言うべきことはないか? 十分な内容であったぞ」

――――――
金本「そう言ってもらえると助かります」

金本「しかし、この【剣】は本当にヤバイ装備だな」

金本「それぞれが同族に対して数とかいろいろ関係なしに張り合うようになるもんだから艦隊編成が機能しなくなる」

金本「まず、対潜装備や対空装備の意味がなくなる。――――――まあ、必ずしも1対1で殺り合うわけじゃないから無駄にはならないけど」

金本「けど、1対1で勝てるだけの能力差があるのなら安心できる気もするが、実は完全なタイマンにはなりづらく 横槍を入れられる可能性がある」

金本「例えば、同族がいないライバルのいない艦種からの横槍もあるし、同じ艦種による1対2のように数的不利な状況に追い込まれたら助けようがない」

金本「更に、1対1で不利な状況で敵と全く同じ艦隊編成だった場合は助けに回ることもままならない」

金本「大型艦同士が鉢合わせた場合は特に悲惨だ。回避力が低くて火力が高いもんだから、互いに身を削り合う死闘に陥りがちだ」

金本「雷巡同士の対決も相当ヤバイかな? 攻撃力がクソ高いけど紙装甲だから当たったらアレだからさ?」

金本「片刃のサーベルのくせにその実態は諸刃の剣なんだからよ……」

金本「結果として、有利になっているのか不利になっているのかわけがわからん状況だ」
――――――

司令部「そ、そうなのか。そこまで凄絶だったのか……」

――――――
金本「 で も ! 」ニヤリ

金本「俺の艦隊はケッコンカッコカリで限界突破して、一流装備をガン積みしているから1対1なら絶対に負けねえがな!」メメタァ

金本「パワープレイのゴリ押しが得意な俺にとってはプラスな装備でしたよ」メメタァ

金本「それに、攻撃対象を互いに制限されるのは、逆を言えば狙い通りの状況を生み出すことが容易になるということだから、」

金本「出撃する海域の戦力に合わせて、自由行動できる艦種を紛れ込ませておくと潜水艦でもないのに一方的にタコ殴りにできちゃうんですよ、これが」

金本「もちろん、海域に登場する編隊と完全一致する場合なんて極稀なんだが、大物には大物をぶつけて効率良くダメージを稼げるのがいい」

金本「要は、――――――ここ! 頭の使い所がモノを言うわけ! もちろん数と質の暴力もモノを言うけど」

金本「まあ、主力艦隊を使わずに軽い気持ちで検証していたから最初に試した時の予想外の混戦には度肝を抜かれたけど」

金本「いやぁー、あれには久々に肝が冷えたぜ、まったく……。――――――球磨には悪いことしたな」
――――――

ピッ

司令部「な、なるほどな。金本提督ぐらいの剛の者でなければ使いこなせない装備ではあるが、ハイリスクハイリターンで利用価値はあるということか」

司令部「しかし、これまた有益な情報を得ることができた」

司令部「艦娘たちも深海棲艦も同種の艦種に対して対抗意識を持っている娘が多く見られている――――――」

司令部「あの【剣】はきっかけに過ぎず、本当は潜在意識の中にある同族最強への強い闘争心が表層化するからではないだろうか?」

司令部「まあ、これはただの推測ではあるがな?」





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