過去ログ - 一方通行「月下の人狼に祝福と哀憐を」【禁書×人狼】 -SS速報VIP

過去ログ - 一方通行「月下の人狼に祝福と哀憐を」【禁書×人狼】

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398: ◆4s.KNAmrG6[sage saga]
2014/10/26(日) 22:51:27.48 ID:f3dsnWW1o
―――――

垣根は考え事をしながら戻ってきて…壁に頭を打ち付けた

399: ◆4s.KNAmrG6[sage saga]
2014/10/26(日) 22:52:11.99 ID:f3dsnWW1o
垣根「俺達の存在が愛されてる？　…そうなのか？

　　　あんまそういう事は考えねぇからよく解かんねぇなぁ。
　　　これからそういう事にも気付けるようになるんだろうか…。

以下略

400: ◆4s.KNAmrG6[sage saga]
2014/10/26(日) 22:52:55.04 ID:f3dsnWW1o
―――――

一方「もう二度と…独りにも、寂しい思いも…させねェ…。

以下略

401: ◆4s.KNAmrG6[sage saga]
2014/10/26(日) 22:53:35.25 ID:f3dsnWW1o
滝壺の背後に、うっすらと青年の姿をした人狼が見える…
それは、朧気で今にも消えてしまいそうな影だった

402: ◆4s.KNAmrG6[sage saga]
2014/10/26(日) 22:54:12.54 ID:f3dsnWW1o
一方（…俺が、オマエの代わりに………いや、違ェな…）

一方（俺がこれから…コイツを守り、支えて往く…）

一方（認めてくれるか？）

403: ◆4s.KNAmrG6[sage saga]
2014/10/26(日) 22:54:41.82 ID:f3dsnWW1o
青年は…滝壺を見て、一方通行を見て頷いた
滝壺の頭を撫でると…闇に溶けるように消えてゆく…

404: ◆4s.KNAmrG6[sage saga]
2014/10/26(日) 22:55:23.76 ID:f3dsnWW1o
滝壺「………ぁ。

　　　…いま…」

滝壺は不意に感じた気配に振り返り、それ以上何も言えず虚空を見つめた

以下略

405: ◆4s.KNAmrG6[sage saga]
2014/10/26(日) 22:56:21.22 ID:f3dsnWW1o
一方「…身体は平気か？　辛ェなら言えよ？」

滝壺「…ばか」

はにかみながら頬に不意打ち気味に口付ける

以下略

406: ◆4s.KNAmrG6[sage saga]
2014/10/26(日) 22:56:56.93 ID:f3dsnWW1o
滝壺「怒った？　あくせられーた、凄く楽しそう…」

一方通行の髪の毛がざわざわと逆立ち…半人半狼…白銀の人狼の姿になる
そのまま滝壺を抱えると勢いよく走り出した

以下略

407: ◆4s.KNAmrG6[sage saga]
2014/10/26(日) 22:57:33.63 ID:f3dsnWW1o
白井は鐘突き堂に立ち、何度も何度も鐘を打ち鳴らす
まるで満月に向かって遠吠えでもするように

白井「さようなら、お兄様。

以下略

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