過去ログ - 一方通行「月下の人狼に祝福と哀憐を」【禁書×人狼】 -SS速報VIP

過去ログ - 一方通行「月下の人狼に祝福と哀憐を」【禁書×人狼】

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50: ◆4s.KNAmrG6[sage saga !nasu_res]
2014/08/29(金) 00:14:49.38 ID:MyNLMmRco
滝壺「…あくせられーた…。

　　　私はここに居るよ…。
　　　聞こえなくても、触れられなくても…。

以下略

51: ◆4s.KNAmrG6[sage saga !red_res]
2014/08/29(金) 00:15:41.80 ID:MyNLMmRco
一方通行は垣根の冷たい身体を毛布に乗せ、身形を整えた

一方『………新月。
　　　毎日、楽しかったなァ…。
　　　自信満々で、挑発的で…ホントにガキじゃねェか、オマエは』

以下略

52: ◆4s.KNAmrG6[sage saga !蒼_res]
2014/08/29(金) 00:16:55.94 ID:MyNLMmRco
降り続ける雨の中、自分より背の高い垣根の身体を必死に抱えて歩く
山に入り、人気がない事を確認してから人狼の姿になり、ようやく垣根を抱え上げて山頂を目指した

一方（新月…。オマエは、夜明けがよく見える場所に…）

以下略

53: ◆4s.KNAmrG6[sage saga !蒼_res]
2014/08/29(金) 00:17:41.84 ID:MyNLMmRco
一方（オマエに墓標は要らねェよな、新月。
　　　俺らは…死ンだら土に還るンだから。
　　　オマエは、還っただけで、死ンじゃねェ…よな。

　　　オマエが生きてた証を、俺は絶対忘れねェ。

以下略

54: ◆4s.KNAmrG6[sage saga !蒼_res]
2014/08/29(金) 00:18:40.55 ID:MyNLMmRco
一方通行は紫苑の揺れる場所にふらふらと近付き、膝を付いた

一方（…すまねェが、俺の仲間をココに眠らせる事を許してくれ。
　　　俺の、大事な仲間だったンだ…。
　　　素直じゃねェが、いいヤツだった…）

以下略

55: ◆4s.KNAmrG6[sage saga]
2014/08/29(金) 00:19:23.78 ID:MyNLMmRco
―――――

浜面は垣根と削板の墓の前に立っていた

以下略

56: ◆4s.KNAmrG6[sage saga !red_res]
2014/08/29(金) 00:20:12.67 ID:MyNLMmRco
一方『今夜はオマエを殺す、浜面。

　　　ソコに新月は居ねェ…。

　　　だが、新月を愚弄するヤツは許さねェ』

57: ◆4s.KNAmrG6[sage saga !nasu_res]
2014/08/29(金) 00:20:56.19 ID:MyNLMmRco
垣根「………ありがとな」

58: ◆4s.KNAmrG6[sage saga]
2014/08/29(金) 00:22:22.87 ID:MyNLMmRco
一方通行は誰も居ない集会所に戻ってきた

一方「雨は大分落ち着いてきてンな…。
　　　今日も山の方を見て来たが、何箇所か小規模の土砂崩れが起きてやがる。
　　　危険だから近付くンじゃねェぞ」

以下略

59: ◆4s.KNAmrG6[sage saga !nasu_res]
2014/08/29(金) 00:23:14.43 ID:MyNLMmRco
滝壺は窓辺に座ってぼんやりと集会所を眺めている

垣根「おっと、一方通行が来たな。
　　　今日の黒夜、初春、一方通行の考察は興味がある。

以下略

60: ◆4s.KNAmrG6[sage saga !nasu_res]
2014/08/29(金) 00:24:21.92 ID:MyNLMmRco
垣根「感謝なんかするな。俺達は敵対してるんだ。
　　　恨まれる事はあっても感謝なんかする必要はない。

　　　それに俺は【新月】だ。
　　　ヒトの名前は人間と共存する為にどうしても必要だったってだけだ。

以下略

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