過去ログ - ほむら「ロミオと」まどか「ジュリエット」
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2014/09/01(月) 22:57:02.01 ID:ez8ALu470
まどか「ロミオ…ロミオ…あなたはどうしてロミオなの?」
まどか「さっきわたしにかけてくれた優しい言葉、あの愛のセリフが本当なら…名前はロミオでもいい」
まどか「せめてモンタギューという肩書を捨てて」
以下略
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2014/09/01(月) 22:57:40.85 ID:ez8ALu470
まどか「風…?もう、驚かさないで。…今夜は月があんなに綺麗。でも、月の女神様…あなたは残酷」
まどか「人の運命を玩んで、こんなにひどい演出を施してわたしはなんだか魂を抜かれたようになっちゃった…馬鹿みたいだよね」
まどか「わたしは一人であなたに話しかけてるよ。おやすみなさい、月の女神ヘレネー」
以下略
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2014/09/01(月) 22:58:36.63 ID:ez8ALu470
ほむら「ジュリエット、待ってくれ」
まどか「…誰?」
ほむら「話がある、部屋には戻らないで」
以下略
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2014/09/01(月) 22:59:21.31 ID:ez8ALu470
まどか「ロミオ…橋の上の恋人と運命の再会。なのに、あなたはモンタギューの跡取り」
まどか「ねえ、お願い。名前を捨てて。わたしはなんの肩書も無いロミオとずっと踊っていたいの」
ほむら「そうしよう。ロミオはもうジュリエットのものだ」
以下略
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2014/09/01(月) 22:59:59.70 ID:ez8ALu470
ほむら「分かった。月にかけて誓う」
まどか「待って、何も誓わないで。さっきまで名前も知らなかったのにあまりにも向こう見ずだから」
まどか「だから…もう少し待って欲しいの。」
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2014/09/01(月) 23:00:35.20 ID:ez8ALu470
まどか「いけない、ロミオ、少し待ってて。音は出さないで」
ほむら「ああ、ジュリエット。待っているよ」
以下略
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2014/09/01(月) 23:01:25.81 ID:ez8ALu470
まどか「そうして欲しいわ。…わたし、パリスという貴族の人と婚約をさせられそうなの」
ほむら「婚約なんて許さない。僕たちが先に婚約して、婚礼の儀式を済ませてしまおう」
ほむら「君が本当に僕を信じてくれるなら」
以下略
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2014/09/01(月) 23:02:02.87 ID:ez8ALu470
スポットライトが消え、舞台から光が消えた。
ほむらとまどかが闇にまぎれて舞台裏に姿を消す。
以下略
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2014/09/01(月) 23:02:35.36 ID:ez8ALu470
「そして次の日二人は式を挙げた。神父の前に立った二人はこの世のどのカップルよりも美しい姿だった。
だがその直後、ロミオは友人と共に街頭での争いに巻き込まれてしまう」
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2014/09/01(月) 23:03:31.27 ID:ez8ALu470
舞台上を明かりが照らす。
舞台の左からティボルト、サムソン、グレゴリーが登場する。
そして反対からマキューシオ、ベンヴォーリオが登場した。
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2014/09/01(月) 23:04:14.08 ID:ez8ALu470
舞台の上で五人が役になりきっている。その様子を見ながらほむらはペットボトルの水を流し込む。
ほむら「…ふぅ。ほんの少しの休息でも有り難いわ」
以下略
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