過去ログ - ほむら「ロミオと」まどか「ジュリエット」
↓
1-
覧
板
20
211
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/09/01(月) 23:10:26.57 ID:ez8ALu470
激しい足音と、ラッパの音が鳴り響く。
ベンヴォーリオ役「ロミオ、お前は逃げろ。直に警備兵が来る」
以下略
212
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/09/01(月) 23:10:56.23 ID:ez8ALu470
「今回の騒動の当事者となったロミオは大公よりヴェローナからの追放を言い渡される。
悲しみに暮れるジュリエットに更に追い打ちをかけるかのように、パリスとの結婚が命じられた。
ジュリエットはロレンス神父に助けを求め、教会に駆け込んだ」
213
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/09/01(月) 23:11:29.08 ID:ez8ALu470
まどか「ああ、神父様…あんまりです」
ロレンス役「落ち着きなさいジュリエット」
まどか「わたしは、パリスなんて人の所に行くのは嫌なんです」
以下略
214
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/09/01(月) 23:12:05.88 ID:ez8ALu470
ロレンス「ではまずお前は家に帰り、パリスとの結婚を承諾するのだ」
まどか「嫌です!承諾なんて!」
ロレンス役「最後まで聞きなさい。この薬を飲み干すとお前の身体は硬くなり、熱は奪われ魂が凍り付き、死者の仮面を身にまとう」
以下略
215
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/09/01(月) 23:12:49.22 ID:ez8ALu470
まどか「ああ神父様ありがとう。生きる希望が沸いてきました」
ロレンス役「ではこれを持っていきなさい。いいか、決して噛んではいけないよ」
ロレンス役「心配することはない、失敗しても仮死に至らないだけのことだ」
以下略
216
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/09/01(月) 23:13:20.39 ID:ez8ALu470
ほむら(最後、ね)
ほむらは呼吸を整える。少しまた緊張しているのが自分でも分かる。
以下略
217
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/09/01(月) 23:14:10.74 ID:ez8ALu470
「ロレンス神父の立てた計画通り、ジュリエットは仮死状態で朝を迎えた。
だがこの計画はロミオに上手く伝わらず、ジュリエットが死んだと思い込んだロミオはその夜、
キャピュレット家の霊廟に忍び込み墓を開いた」
218
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/09/01(月) 23:14:53.99 ID:ez8ALu470
ほむら「やっと会えた」
ほむら「ねえジュリエット…ずっと一緒だって言ってくれたじゃないか」
ほむら「あんなに温かかった身体がこんなにも凍りついて」
以下略
219
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/09/01(月) 23:15:42.77 ID:ez8ALu470
ほむらは優しくまどかの上体を降ろす。そして持っていた毒薬の入った瓶を取り出し、一気に飲み干した。
そのままほむらは仰向けに倒れ込む。倒れ込んだ際、髪を留めていた髪留めが外れた。
そして、入れ替わるようにまどかが上体を起こした。
以下略
220
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/09/01(月) 23:16:39.13 ID:ez8ALu470
まどか「…ロ、ミオ……?」
返事は無い。ほむらはピクリとも動かず、本当に死んでいるように見えた。
以下略
221
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/09/01(月) 23:17:24.54 ID:ez8ALu470
大粒の涙を流しながら背景のセットに描かれた月を恨めしそうに見つめている。
視線を落としほむらを見つめ、ほむらの身体を揺さぶる。
本来ならここでもセリフが用意されていた。だがまどかの口からは何の言葉も出てこない。
以下略
259Res/124.92 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - ほむら「ロミオと」まどか「ジュリエット」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1408802550/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice