過去ログ - 募集鯖鱒が再登場する文章スレ【コンマ・安価もあり】
↓
1-
覧
板
20
234
:
◆F0cTHB3QK/uG
[saga]
2014/09/06(土) 17:37:01.38 ID:0+Nt1FnO0
なんというかまあ、存在意義のなさそうな有象無象がやってきて、私をずらりと取り囲む。
ぶっちゃけ、全員相手にしても紙粘土毟るみたいになぎ倒せそうな感じが何ともアレだが。
と、若干侮りがちな体勢で彼らを俯瞰していると、モブの列が二つに分かれた。
その有様はモーセの水割りのような、アレ。
ソロモンが執拗に説法を繰り返したからな、それについては良く覚えている。
さあ、何が出てくる? と待ち構えていると、現れたのは背の高い細身の青年だった。
女顔の。
「セイバー、マスターは不在か?」
青年は小気味よく笑う。その笑みにはどこか狂気に似た何かがあった。
「この機を逃すな。ライダー達よ。この大英霊を仕留める絶好の機会だ。全力で戦え!」
青年は高らかに手を上げた。
来るか? 上等だ、いくらマスターがいないとはいえ、有象無象など相手ではない、蹴散らしてや……
「え? いやマスター。流石に店の中で暴れるのは……」
「迷惑でしょ……やっぱり……」
「っていうか、壊したら俺たちが弁償するんでしょ? ちょっとそれは……困るなぁ」
「……」
呆然と立ち尽くす青年。掲げられた手はまだ上を向いたままだ。
というか、降ろすタイミングを失ったのだろう。
ドンマイ。
「わわわ分かった! 場所を変えよう!
おい、セイバー! 近場の公園で勝負だ!」
と思ったら、降ろす先を失った手は、私の方へ突きつけられた。
青年の額からは汗がどばどば流れている。
計画違いってあるよ、誰にでもね。
その気持ち、良く分かる。
さて、それはともかくどうしよう。
【行動】
1、無視して警察署に帰る
2、魅了してみる
3、言うとおりについていく
4、『災禍集め揮う暴悪(アエーシュマ・ダエーワ)』
5、その他
↓2
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/429.79 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 募集鯖鱒が再登場する文章スレ【コンマ・安価もあり】 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1408846073/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice