5: ◆lHiOGwPwOF3I[saga]
2014/08/24(日) 13:19:02.79 ID:jmAI6u50o
背後から声をかけられた時、私は頭が真っ白になった。そして、足の爪先から背中を伝って、1万匹の毛虫が頭の天辺までぞぞっと走り抜けるような感覚に襲われた。
そしてゆっくり後ろをふり返った。足が勝手に震えて、止まらない。
久「さ、咲……ど、どうした、の?こんな、夜に……」
咲との距離は、お互いが手を伸ばせば届くような距離だ。咲は普通の私服、シャツにジーンズ。私をきょとんと見ている。
咲「眠れなくって……散歩していたんですけど……私の家、ここの近くですから」
問題は1つ。この可愛い後輩が、私の異様な格好に気がついているのか、という点だ。
咲「部長もお散歩ですか?」
久「ええ、そうよ。私も眠れなくって」
咲ののんびりした話し方から、私が露出散歩中だということには気がついていないと判断する。
少しだけ、頭のなかがはっきりしてきた。
咲「なら、少し一緒に歩きませんか?」
久(無理っ!無理に決まってるわよ!これ以上近づかれたら、多分バレる!絶対にバレるって!)
久(どうする、どうする私!)
@ごめん、一人にさせて Aあ、あはは…… BあっUFO!!(咲の後ろを指さしながら) Cその他(自由安価)
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