過去ログ - あずさ「一生懸命頑張る貴方は好きだったから」
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[saga]
2014/08/24(日) 18:47:46.45 ID:DhpPxqUe0
小鳥「…………なんですか、それ。 どういう事ですか、私はずっと頑張ってれば良いんですか……?」
あずさ「違う! そうじゃない、そうじゃ、ないんです……」
ゆっくりと崩れ落ちていく。
いつしか両手は私の顔を覆い、涙や鼻水で醜く汚れていた。
小鳥「………………フラれちゃった、んですね。 私」
あずさ「うぅっ…………ぐ!!」
小鳥「…………私、一生懸命頑張りますから。 だから、その私だけでも、変わらず好きでいてくれませんか?」
あずさ「うぅううぅう…………!! あぁぁ……!!」
小鳥「一生懸命頑張る私だけでも、貴方に好きで居てほしいんです。 お願いします」
そう言い残すと彼女は、屋上から離れていった。
私は、結局彼女を突き放した間、一度も彼女の顔を見れなかった。
どんな表情をしていたのだろうか。 酷く悲しんだだろうか、それとも私を恨んでいるだろうか。
私は受け入れなければならない。 けど今は―。
あずさ「うぅううぅううっくぅ…………!! あぁぁぁ……!!!」
花火のように咲いて散った彼女の心に対して、
枯れ果てるまで泣かせて欲しい。
おしまい
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