過去ログ - ライラ「ライラさんも世界レベル」
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14: ◆HtsPR4SegA[saga]
2014/08/25(月) 09:19:01.81 ID:QEPKDkd70
そしてライラさんたちは…マスターさんの特性ドリンクを飲んでみんなが腹痛で一日倒れたあと三日間通してハイテンションになってレッスンしたり、合同ライブに出る他の演者さんたちと顔合わせしたときにライラさんが相手にお茶をこぼしてしまい喧嘩になったり、ヘレンさんが出番が足りないとゴネてマイクパフォーマンスする時間を強引に作ったり、いろんな苦難を乗り越えてライブの日を無事迎えましたです。
「そろそろ出番ね」
「そうでございますねー」
「そういえば…」
「プロデューサー殿は、観客席から観たいと言って行ってしまったでございます」
被せるように言って失礼だったとライラさんは思いましたですが、ヘレンさんは少しだけ笑ったでございます。
「あんなにトラブル続きだったのに私たちから目を離すなんて、信頼されてるわね」
「ライラさん、足を引っ張らないようとてもがんばらないといけませんですね」
「大丈夫よ、ライブでは流れ通りに動かなければならないけど、それ以上に熱い情熱を観客にぶつければなんとかなるもの。そしてライラなら――」
ヘレンさんの言うことが、盛り上がった観客の皆さんの声で最後だけ聞こえなかったですが、その笑顔を見てたらライラさんの緊張は解けました。
そして、頼れる背中についてわたくしはステージに上がりましたですよ。
わたくしたちがステージに出てまず思ったことは、観客のみなさまが少しだけ静かになっているということです。合同ライブなのでライラさんやヘレンさんのファンじゃない人もいますですから当然でございます。
それでもヘレンさんはいつもどおり笑っていて、とても頼もしかったですねー。
「ライラ、本当は私がする予定だったけど…あなたがこの会場を沸かせなさい」
でも、そう言ってヘレンさんがマイクをライラさんに投げたときは本当に驚きましたですよ!
「あー…みなさんこんばんは、ライラさんです。みなさまお疲れだったり暑そうにしていますですがー…これからライラさんとヘレンさんが疲れも汗も全て吹き飛ばす台風になりますです、ついてきてくださいませ。いきますですよー!」
「私たちが見せる世界レベルのライブに、魅せられなさい!」
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