過去ログ - ライラ「ライラさんも世界レベル」
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4: ◆HtsPR4SegA[saga]
2014/08/24(日) 20:07:42.04 ID:jXMqa/fK0

「いやー、助かったよ。ヘレンとライラがいてくれて」

 安心したように息を吐いたプロデューサー殿は、車を運転しながらそう言いました。どーにもこーにも、『孫の手も借りたい』状態だったところにプロデューサー殿が手を挙げたようでございます。

「代役…ね。私が出たら休んだ子たちが霞んでしまうけれど、それでもいいのかしら」

「代役というかゲストが君ら二人になったってだけだから気にしなくていいぞ」

「…そう」

 前の座席でプロデューサー殿とヘレンさんがそんな『辛口』を叩いていましたです。
ライラさんは、後ろの座席でヘレンさんがずっとプロデューサー殿から見えない方の手で髪をいじっているの見ながら聞いてましたです
 そして、車に乗る前から思っていたことがあったライラさんは訪ねました

「わたくしヘレンさんとお仕事するのもお話したのも今日が初めてでございますです。なにをしたらー」

「へっ」

 車が一度大きく揺れました。

「大丈夫よライラ、この私がいるのだから自信を持ちなさい」

 もう一度車が揺れました。




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