過去ログ - どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです
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727: ◆G2i9TD/uc6FP[saga]
2015/11/26(木) 21:57:23.94 ID:68TIIm2o0
希「なに…?」


倒れた魔物の首の後ろには槍が刺さっていた。
魔物の背後には絵里が。


絵里「やっぱり居た」


希「…」


絵里「ここにいたら危ない!一緒に来て!」


絵里はそういって希の手を引き、連れて行こうとする。


希「ま、まって!」


希はそういって、一度地下室に戻り本を持ってきた。


絵里「準備は大丈夫?行こう」


絵里は街の外れまで走り、大きな木の根元にあるドアを開けて入った。


絵里「この地下は私たちの秘密基地」


その中には、普通の部屋が。


希「…」


絵里「食料もあるし、ここならまずばれることはない」


希は椅子にエスコートされ、座る。
絵里もテーブルを挟んで向かいの椅子に座る。


絵里「危機一髪だったね…助けれてよかった」


希「…あ、あの」


絵里「?」


希「いま、どうなってるんですか?私、昨日の夜から襲われる直前までずっと地下にいて…」


絵里「…オトノキザカは、ウォリザードっていう魔物の大群に攻め込まれたんだ」


絵里「それで、兵も足りなくなって男性は戦いに参加させられ、女性は治療の手伝いをさせられたの」


絵里「私は家に居たんだけど、ウォリザードが攻めてきてお婆ちゃんは私をかばって…」


希「…」


絵里「それで、ここまで逃げてきたんだけれど一夜明けてもカズトもアオトもエマも来ないからどうしたんだろうって思って探しに行ったら、あなたの家の前を通りかかって、そこにウォリザードの残党が入っていったから追いかけたの」


希「あの槍は…?」


絵里「…兵士の死体から調達したの。」


希「死っ…!?」


絵里「この戦いで多くの兵士は…」



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