過去ログ - どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです
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◆G2i9TD/uc6FP
[saga]
2015/12/23(水) 22:15:30.34 ID:+2OoM/900
それから、1年半が経過した。
希と絵里は副兵士長にまで出世していた。
スクリオーネの幹部、副兵士長、兵士長と大臣数人が集まって会議をしていた。
大臣A「一年半戦い続けて、倒せた幻獣は0。われらが軍の損失は回を重ねるごとに増えるばかり」
大臣A「確かに君たちは力をつけていっているが、まだ駄目だということだ」
大臣は3人、副兵士長には絵里、希、ギブラが就いており、兵士長は変わっていない。
希「いろんなことはしてきたけど倒せないんよね…」
大臣B「そこでだ、大臣Cが興味深い書物を発見した」
ギブラ「スクリオーネ一番の物知りのCさんが?」
絵里「興味深い書物ですか…」
大臣C「そうじゃ。幻獣に勝つ可能性が出てきたのじゃよ」
兵長「ほう…」
大臣C「君らは『召喚師』というのを知っているかの?」
希「聞いたことある、昔本で読んだで」
大臣C「その『召喚師』のことがこの古い書物に書いてあったのじゃ」
大臣C「…そちらの三人ははて?という感じの顔をしておるから説明するがのう?」
大臣C「召喚師とは幻獣を呼び出して戦う職業のことじゃ。強大な魔力を持つ者が特殊な魔法を幻獣に放ち、心を通わせることに成功すれば、強大な魔力と引き換えに召喚師になることができるのだ」
絵里「幻獣と心を通わせて戦う…今のスクリオーネには必要な存在ですね」
大臣C「じゃがの、さっき言った通り強大な魔力を持つ者が特殊な魔法を放たなければならぬのだ」
大臣C「…そこでじゃ」
大臣C「東條副兵士長、おぬしに召喚師になってもらいたいのだ」
希「…そんな気はしとった」
ギブラ「いいんじゃねぇか?東條ほどの魔法使いならできそうだろ!」
絵里「私もいいと思うわ、現状一番適任なのは希だもの」
兵長「…だが大臣C、そんなに深刻そうに頼むってことは東條に対してマイナスなことがあるってことじゃないのか?」
大臣C「そうじゃ。召喚師が特殊な魔法を放って幻獣と心を通わせた瞬間に、魔法使いとしての大きな魔力はほとんどなくなる」
絵里「えっ!?ということは…」
希「ウチの魔力がなくなる…?」
大臣C「魔法使いとしての、魔力がなくなる。潜在魔力は変わらないんじゃ」
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