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過去ログ - 【ダンガンロンパ】こまる「絆の先に待つ未来！」【スクールモード】【安価】

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984: ◆yuOvnLrWvA[saga]
2015/02/16(月) 00:42:07.96 ID:ZzPEb3TAO
【エンディングver本居＋天ヶ瀬】

本居「えっと、これとこれと……」

天ヶ瀬「あら、まだ荷物をまとめていたのですか？」

本居「えぇ、持っていく本選びに迷ってしまいまして……」

天ヶ瀬「そうですか……本居君」

本居「なん……うわっ！？ち、近いですよ天ヶ瀬さん！」

天ヶ瀬「……」

本居「あ、天ヶ瀬さん？」

天ヶ瀬「……なぜでしょうね？私は生きてきて、誰かとの別れを惜しんだ事はありません」

本居「は、はぁ」

天ヶ瀬「ですが、皆さんと……何よりあなたと別れる事、それがとても……」

本居「天ヶ瀬さん……？」

天ヶ瀬「本居君、私、あなたの事が……」

本居「っ！？」

天ヶ瀬「…………ふふっ、なんて……どうでしたか？私の最後の演技」

本居「……へっ？」

天ヶ瀬「やはり慣れませんね。演技でも告白というのは」

本居「……」

天ヶ瀬「ごきげんよう、本居君。二度と会う事もないでしょう……あなたと過ごした日々、楽しかったです」

本居「……」

天ヶ瀬「さよ――」

本居「ちょ、ちょっと待った！ダメ、です！」

天ヶ瀬「えっ……？」

本居「僕でもわかるようなそんな演技は、さすがに……ダメ、です。そんな泣きそうな顔で、さっきのは演技だなんて……」

天ヶ瀬「……」

本居「あの、その、天ヶ瀬さん……プールでの事、覚えてますか？」

本居「僕は、覚えてます。あの時した事も、あの時感じた罪悪感も……」

本居「あの時から、天ヶ瀬さんが僕の心に入ってきた事も全部」

天ヶ瀬「……！」

本居「……あれから本をどれだけ読んでも、それは変わりませんでした。天ヶ瀬さんの一挙手一投足が気になって、どうしようもなくて……」

本居「――咲さん、僕は、あなたが好きなんです」

天ヶ瀬「っ……」

本居「…………もし、僕の気持ちが迷惑なら手を振り払ってください」

天ヶ瀬「……」

本居「……」

天ヶ瀬「……ズルいです。あなたにそう言われて、そんな事出来るわけないのに……」

本居「……自分でもこんな一面があったんだってビックリしてます」

天ヶ瀬「本……いいえ、秋詠さん」

本居「っ、はい」

天ヶ瀬「あなたに会えて、良かった……私も、あなたの事が――」

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