12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/25(月) 19:44:46.22 ID:NU4W5xRz0
エルフ「かっ……はっ…」
酸素を吸って生きているのかは分からないが、身体に必要なものがそこにはなく水から出た魚のように口をパクパクさせるエルフ達。
それでも、魔法を使おうと指を動かすが、残念エルフの魔法のほとんどがこれまた地球上の何かを必要とするので発動しない。
エルフ「………!」
自分たちの置かれている状況にやっと気付いたのか、真空状態の場所から逃げ出そうと一歩前に踏み込む。
男「残念」
そこには最強の暗殺者が控えている。
友「………」
友は特注の刀を二回振ると、鞘へ収めた。
チンという音が俺の耳に届くと、エルフ二人は地面へと倒れこんだ。
やはり緑のマントは下級なのだろう。他のマントだともっとてこずることが多い。
男「事後処理しておいた方がいいな」
友「ああ、だが罠にすることもできるから、少し離れた場所からやろう」
友の提案で数歩下がる。
そして、友は俺に触れて森から姿を消し、俺は分子を操作してエルフを解体する。
この解体作業が移動している対象にも使えることができれば無敵なのだが、いかんせんパソコンの範囲指定のようなものなので移動されると弱い部分がある。
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