過去ログ - 【ラブライブ!×ウィクロス】希「あの出会いは」ウムル「奇跡」
1- 20
76:名無しのセレクター
2014/08/29(金) 22:29:42.72 ID:K7BJ2ZO70
希「ウチも……話があるんや」

ウムル「……わしから話す」

ウムル「主……いやノゾミ」
以下略



77:名無しのセレクター
2014/08/29(金) 22:32:58.06 ID:K7BJ2ZO70
ウムル「アキラとのバトルで分かった。オヌシは夢限少女になるべきではない」

希「……ウチは」

ウムル「……少し話をしてやる」
以下略



78:名無しのセレクター
2014/08/29(金) 22:39:10.24 ID:K7BJ2ZO70
その少女は、代々そこに祀られている神に祈りを捧げる巫女の家の娘じゃった。
当然、その娘も巫女となった。
だが、巫女にはその家を継ぐことではなく、普通に生きて、普通に死にたいという願望があった。
神に祈りを捧げるだけの毎日が嫌だったんじゃな。
巫女は度々、己の責務を放棄して遊び回った。
以下略



79:名無しのセレクター
2014/08/29(金) 22:42:01.60 ID:K7BJ2ZO70
これを見た一人の村人が言った。

「あの家の巫女が自分たちだけを助けるよう神に言ったに違いない」とな

他にも「神への祈りが足りなかったせいで村がこうなったのだ」と主張する者もいた。
以下略



80:名無しのセレクター
2014/08/29(金) 23:00:35.13 ID:K7BJ2ZO70
それと同時に後悔した。
激しい後悔の末に、巫女は『自分の代わり』を作った。
自分の思い、『自分を助けて欲しい』。それだけのために……



81:名無しのセレクター
2014/08/29(金) 23:04:50.18 ID:K7BJ2ZO70
希「その子は……どうなったん?」

ウムル「『代わり』は巫女の想像以上のはたらきをした。誠心誠意謝罪し、自らの潔白を訴えた。そして、その後は立派な巫女として生涯を過ごした」

希「それって…」
以下略



82:名無しのセレクター
2014/08/29(金) 23:08:49.89 ID:K7BJ2ZO70
ウムル「巫女はどこかに消えたよ。行き先は誰も知らぬ」

ウムル「……願いを叶えられる存在が言うのも変な話じゃが、大抵の願望はその人自身の問題で、当人に解決可能な欲望じゃ」

ウムル「ノゾミ、オヌシは既にかけがえのないものを手にしているのじゃよ」
以下略



83:名無しのセレクター
2014/08/29(金) 23:11:35.42 ID:K7BJ2ZO70
希「でも、ウチにはまだそれが分かってない!」

希「あの日の言葉も、ウチが望んだものなのか分からない」

ウムル「それは……これからわかることじゃ」
以下略



84:名無しのセレクター
2014/08/29(金) 23:15:51.93 ID:K7BJ2ZO70
希「……早すぎるよ、まだ一週間もたってないんよ……?」

ウムル「じゃが、オヌシと一緒に過ごせた時は泡沫の夢のようであったよ」

ウムル「実に心地良い時間じゃった」
以下略



85:名無しのセレクター
2014/08/29(金) 23:23:44.25 ID:K7BJ2ZO70
凛「あ!希ちゃん!おはよっ!」

希「おはよう、凛ちゃん」

別れから一ヶ月ほど経った。
以下略



91Res/37.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice