24:オータ ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2014/08/25(月) 23:23:54.73 ID:HDd5UF4lO
任務五日目の朝、俺はぼんやりしながら身支度をした。
昨日は護送の任務だったので、一日おいての農作業になる。
昨日のナルト達の顔が思い出され、顔を会わせるのが億劫だった。
「おはよう」
それでも、任務を休むわけにはいかない。
俺の姿を見て、ナルト達には緊張が走ったようだ。
俺は心底うんざりしてしまい、それ以上は声をかけず出発した。
こんなに明るい道をうつむいて歩く俺達は、なんて陰気なんだろう。
つい耐えきれず、ナルトに話しかける。
「なにか、俺に聞きたいことがあったんじゃないのか?」
だが、ナルトは着いたら話すと答えるだけで、暗い目をしている。
話しかけたことを少し後悔しながら、俺達は無言で歩き続けた。
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