35: ◆Y8r3fq/FrY[saga]
2014/08/27(水) 18:36:33.68 ID:NXCTNMrvo
「で、なんで私は煮物の様子を見ているのかしら…」
「すみません、今日は穂乃果達の分のお弁当を準備しなくちゃいけなくて…」
「せっかくだから私にも手伝ってもらおう、というわけね。」
まぁ楽しいからいいんだけどね
「昨日の放課後に約束したのですが三人分作るのは一人だと手が回らなくて…
あいにく母も先日から家に居ないので…」
「そうなの…」
「普段は母に手伝ってもらっているのですが…約束してしまった手前断るわけにはいきませんしね。」
「まぁいいわよ、私は全然構わないし」
「ありがとうございます、真姫」
「別にこれくらい対したことないわよ」
そして私は海未のお弁当制作を手伝って余った時間は新しい曲作りに専念したの
「次のライブはバレンタインデーですから、こんなのはどうでしょう?」
「もぎゅっと“love”で接近中! …?」
「はい…」
「随分と甘甘ね、まぁいいんじゃない?特にここの
嬉しい愛しい世界一ハッピーな恋♪
ってとこのフレーズ好きよ」
「えっ……真姫もう曲できてるんですか?」
「えっ?」
「だって今リズムよく歌ったじゃないですか…」
「そういえば……そうね。」
どうしたんだろう、私。
なんだかこの曲知ってる気がする。
過去に歌っていたような……
「真姫!!!!!!」
「ヴェッ!?いきなり大声出さないでよ!」
「え?いきなりなんですか?」
「えっ?」
「私大声なんて出してないですよ?」
「そ、そう……ごめん寝ぼけてるのかな…」
この日はそのまま学校に行って皆と楽しく過ごして海未に教わったことを自慢してたの!
だけどずっと気掛かりだったのが、
「海未の新曲の歌詞を見たことがある」
そして
「曲として聴いたことがある」ということ。
デジャビュっていうのかしら…。
…まぁいいや。
今日もまたいい一日だった!
明日は誰と一緒なのカナ?
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