過去ログ - 玄「お母さんの」宥「リドルストーリー」
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◆CVF0ZO0wUo
[saga]
2014/08/26(火) 23:48:45.31 ID:aH7Hxcpfo
表紙を見る限り、残っているのはお母さんが高三のときに使っていたものだけらしい。
一、二年生の頃のノートや、中学生の頃に使っていたものは処分してしまったようだ。
お母さんは真面目な生徒だったようで、ノートはどれも綺麗にまとめられていた。
小説どころか、落書きひとつ見当たらない。
それでも、私たちは黙々とページをめくる。
宥「お母さん、選択科目は理系だったみたいだね」
玄「そうみたい。……あ、お姉ちゃん、この数Cのノート、最後のページが単元の途中で終わってる」
宥「数C……ちょっと待って……。あ、あった〜、これだね」
玄「何か書いてある?」
宥「……あった!」
玄「!」
お姉ちゃんに身を寄せ、ノートを覗き込む。
宥「数Cの最後の単元が終わって、ノートが余ったんだね。さっきみたいな文章が、二本書いてある」
玄「ほんとだ……やっぱりこれも小説っぽいね」
数Cのノートの余りに、「岐路」と同じような掌編が二本書かれていた。
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