過去ログ - 玄「お母さんの」宥「リドルストーリー」
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26: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2014/08/26(火) 23:58:26.29 ID:aH7Hxcpfo


 そうして、私たちはそれぞれの部屋に戻った。

 ノートは私が部屋に持ち込んだ。

 寝る準備をして床に就いたあと、なんとなく寝付けず、ライトを点してノートを開いた。

 三本の掌編だけでなく、数学の授業の書き取りや、お母さんが解いた問題を眺めた。

 無機質な数式も、お母さんの肉筆というだけで特別なものに見えた。

 そうやってノートをめくっていき、再びあの掌編に行き着く。

 灼ちゃんに相談する前に、もう一度読んでおくことにした。

 しかし「岐路」からは、お姉ちゃんと話したとき以上の解釈は見出せない。

 私は数Cのノートを開き、二本目に見つけた掌編に目を落とした。


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