過去ログ - 【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第35位【アラフォーマーズ】
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◆rVyvhOy5r192
[saga]
2014/08/30(土) 08:42:51.74 ID:Tvd+27V2O
京太郎(……単純に考えたなら、五萬へのくっつきは薄いな)
京太郎(あの南家――“それが偶然なのか”“それとも異能なのか”……やたらと真ん中の周辺が集まってる)
京太郎(五萬くっつきもすんなりとは行かないだろうなぁ……)
真ん中の周辺――3・4・6・7が彼女に集まりやすい傾向。
そういう傾向というだけで――必ずその辺りが彼女の元へ向かうとか、或いは手牌がそれで占められるという訳ではない。
また、追加するなら……。
それら四牌×四枚×三種=四十八枚が存在して、根本から彼女がどこかでそれらを切らざるを得ない以上は、彼女のオカルトに捨て牌への制限はないはず。
事実、彼女は前局に打:三萬を行っている。しかしながら能力が解除された様子はない。
つまりは、松実宥が如くの補助系統の能力である。
京太郎(んで――)
ギリ、と奥歯を噛み締めた。流れるような動作で注射器型の電気刺激装置を取り出し、首筋に押し込む。
本来なら筋肉の凝りを解すマッサージの用途として使われる電気刺激であるが、幾度の条件付けの据えそれをスイッチと成し、自分の意識の切り替えに使用。
勝負は一瞬/或いは石化。
相手が引いてきた牌を起こし、手牌の整理と今後の方針を決定するまでの僅かな“間”――――その情報を貪欲に喰らう。
スポーツで培った全体視に加え、己で研いた視点を合わせずしても特定点を見やる力。
作り変えられていく意識。
合わせて自然と心拍数が跳ね上がり、鼓動の回数が調整される。鼓動に合わせて京太郎の思考が加速――――。
眼球の筋肉が酷使される。コンマ数秒にも至らぬ間に全体視と注視を切り替えが繰り返され、相手の手元を睨む眼が絶え間なく動く。
瞬きすらも惜しいと開かれた瞳。世話しなく小刻みに振動する。
全員――――そう、自分の手牌も含めて全員の兵牌とその仕種を喰らい尽くす思考の“巨大昆虫”。
さながらサイエンス・フィクションに登場するタキオンの如く――血流が/電流が/思考が、加速する――――“擬似神経加速”。
京太郎(――――)
面前傾向=慎重派/或いは江口セーラがごとき高打点主義。
表情の微細な変化+指先の微かな震え=手牌が悪い/或いは高打点。
これまでの傾向/癖――――高打点。つまりは役が見えている配牌かドラ。
手牌整理時にホンの僅かであるが視線が止まる。
あの範囲は特定の一牌あるいは一ヶ所ではない=ある程度対子や刻子など縦に重なったドラ。
赤ドラ=須賀京太郎の手元に大半/対子ないしは刻子として埋まる以上――赤ドラの可能性:低。
能力+情報――――ドラの四萬が彼女の元にある。
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