過去ログ - 灰原「お兄ちゃんは、だぁれ?」コナン「えっ......?」
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2014/09/13(土) 19:20:59.18 ID:nFLkb2rtO
コナン「きっと、この病院の近くにいると思ってさ。何せここは、哀が今の哀になって初めて僕と会った場所だからね」
灰原「......何しに来たの」
コナン「迎えに来たんだよ。帰ろう。一緒に」
灰原「放っといてよ。私の事なんて」
コナン「出来る訳無いだろ?さ、帰ろう」
灰原「放っといてってば!私の事なんて嫌いなんでしょ!!」
コナン「嫌いな訳無いだろう!!!」
灰原「!!」
コナン「毎日、哀の事が心配で......。こうしていなくなってどれだけ心配か......」
灰原「お、兄ちゃん......」
コナン「哀に嫌いだって言われて、どれ程悲しかったか......」
灰原「お兄ちゃん、わ、私、私......」
コナン「嫌いなんて、言わないでくれよ」ギュッ
灰原「......!」
コナン「何処にも、行かないでくれよ......」グスッ
灰原「お、兄ちゃん......。私の事、心配なの?好き、なの?」
コナン「当たり前だろ。大好きに、決まってるだろ......」
灰原「ご、めんな......さい。ごめん、なさい......わ、私、私っ」
コナン「良いんだ、何も言わないで」
灰原「ごめんなさい、私、私っ!!」ギュッ
コナン「哀......」
灰原「ごめんね、お兄ちゃん!嘘だから!!嘘だからぁ!!嫌いなんかじゃ無いからっ!!」
コナン「分かっ......てるさ......」
灰原「ご、めんっ、ねっ。わ、わたしっ、お兄ちゃんに、きいたときっ」グスッ
コナン「ん?」
灰原「まえのっ、わたしと、いまの、わたしっ、どっちがすきか、きいたときっ」グスッ
コナン「......」
灰原「い、まのっ、わたしって、いってほしかったっ......。その、こたえも、きかないまま、おにいちゃんが、あんなこと、したからっ」グスッ
コナン「......!」
灰原「わたし、まえのっ、わたしのほうが、おにいちゃんが、すきなんだとおもってっ......。きらわれてるんだとおもってっ......」グスッ
コナン「......ごめんよ、哀」
灰原「ううん、ごめん、なさいっ!ごめんなさぁぁいっ!!」グスッ
灰原「わたし、だいすきだからっ、おにいちゃんが、だいすきだからっ、だから、わたし、わたし......」グスッ
コナン「分かってる。分かってるさ......。だから、もう泣かないでくれ」ギュッ
灰原「おにいちゃん......」グスッ
コナン「僕は、今の哀も、前の哀も大事なんだよ。だからああした。でも、きちんと哀の気持ちも考えて説明すべきだった。ごめんよ」
灰原「うん......」ギュッ
コナン「もう、焦ってあんな事はしない。だから、もう泣かないで。何処にも行かないでくれよ......」
灰原「ごめんね、ごめんね......。お兄ちゃん」
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