過去ログ - 灰原「お兄ちゃんは、だぁれ?」コナン「えっ......?」
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245:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/15(月) 04:11:19.98 ID:eSfmbOVzO
阿笠「例えば、彼女と今までの事件現場を巡る時もじゃ。色々見ている様に見えて、組織と関わった所は避けておる」

コナン「!」

阿笠「彼女に取って、辛そうな思い出のある所は避けておる」

コナン「そ、それは......」

阿笠「それに、君は他の手段を全く試そうとしていない」

コナン「他の?」

阿笠「やり方はある筈じゃ。彼女や君の素性を話す。彼女の親御さんの遺した音声を聞かせる。組織に近しいFBIの人間と接触させる。色々ある筈じゃ。じゃが君はやろうとしない」

コナン「それは、アイツの体調を」

阿笠「もう時間は充分経っとる。1度にやらなくとも、少しずつ試す事は出来る。それをやらんのは、君自信が恐いからじゃろ?彼女が元に戻るのが」

コナン「違う!そんな、そんな事は!」

阿笠「いや、そうじゃろう。何故なら君は彼女を......。愛しておるから」

コナン「!!!」

阿笠「君の愛情が、兄弟愛なのか男女の愛なのかは定かでは無い。じゃが、彼女に対する君の態度を見ればそれは明らかじゃ」

コナン「お、俺は......。俺はたた、アイツを守りたくて......」

阿笠「最初はそうじゃろう。じゃが、今は違う筈じゃ。君が彼女を見る眼は、それ程慈愛に満ちておる。じゃから、恐いんじゃろ?彼女が記憶を取り戻した時、起きるかも知れない事を」

コナン「やめろ。言うな」

阿笠「いや。君は分かっておる筈じゃ。記憶喪失者が記憶を取り戻した時......」

コナン「やめろっつってんだろ......」

阿笠「記憶を取り戻した時、その間の記憶を失う可能性が......」

コナン「やめろ!!!」


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