過去ログ - 灰原「お兄ちゃんは、だぁれ?」コナン「えっ......?」
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420:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/28(日) 18:54:49.66 ID:zNt+BpqlO
コナン(あの蘭の目......。あれはコナンじゃなくて新一を見る目だったな)

コナン(もしかしたら、俺は試されてたのかも)

コナン(蘭は何度も俺を新一だと疑ってた。今も完全に疑念が晴れた訳じゃないだろう)

コナン(そんな俺が灰原の元に行った途端、新一側の携帯から連絡が無くなった。疑われるのは無理も無いかも知れない)

コナン(だからこそ、敢えて俺に......。コナンに会いにも来なかった。俺が灰原の体調を気遣って来るな、とは言ってたけど何かにつけて理由を作って来れたはず。でも、来なかった)

コナン(そして、あのメールを出した。結果、俺は蘭に対するリアクションを起こさなかった。灰原を優先した)

コナン(その結果、本当に別れを受け入れたからこそ、あの別れ際の目になったとしたら......)

コナン(......確証の無い、あくまで想像の話だが何と無く当たっている気がする。蘭自身も恐らく半信半疑なんだろうけどな......)

コナン(いつか、謝らなくちゃな......。謝る資格も俺にはねーんだけどな......。そうだ)

コナン「......なあ博士」

阿笠「ん?」

コナン「悪かったな。あんな変な役回りさせてさ」

阿笠「何、構わんよ。君が決めた事じゃからな。協力はするわい。ただ」

コナン「ただ?」

阿笠「いつか組織とのケリが着いた日には、蘭君に本当の事を話してやってくれ。蘭君もまた、ワシには子供と同じじゃからな。真実を知らんのは不憫での」

コナン「......済まない、博士」

阿笠「謝る必要は無いわい。君達の選択を責めたりなどせん。ただ、いずれ真実を話す事がお互い良い未来を生きる事に繋がると思っての」

コナン「......そうだな。そうだよな。分かったよ。ありがとう博士」

阿笠「なあに。照れ臭いわい」

コナン「たまには良い事言うんだな」

阿笠「ワシはいつも良い事しか言わんじゃろ?」

コナン「ま、そう言う事にしとこうか」

阿笠「全く。口がいつまで経っても減らんわい」

コナン「性分なんだよ、そう言う」

コナン(......ありがとう、博士)


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