99: ◆xjSC8AOvWI[age saga]
2014/09/09(火) 23:35:03.65 ID:eRztzNoj0
ワルプルギスの夜「アハハハハ!」
―ゴウォォオォオオオ…
ワルプルギスの夜がぐるりと大きく回りながら口から炎を噴射する。
炎で焼かれた木やらビルやらは一瞬で灰に変わり、また新たに電柱が倒れた。
さやか「うわ、街が……!」
ほむら「…街だけで被害が済むのなら良いと思いましょう」
こちらに当てようとしているのではなく、街を狙うだけの緩慢な動きだ。
ほむら『このままあまりここから離れられるのはまずいわね。
佐倉杏子、後ろから鎖で縛れる?』
杏子『後ろを取るったって、こいつ回ってるしなあ… もう足場になりそうなビルも少ない』
杏子『そうだ、こんなときのためのお前の魔法だろ?あたしを運んでくれないか?あれなら一瞬じゃないか』
ほむら『…今は一瞬とはいかないのよ』
杏子『…どういうことだ?』
ほむら『…一瞬ではないけど、そうね、後ろを取るのに間に合わせるくらいなら出来るかしら』
ほむら『美樹さやか。その間に少しワルプルギスの夜の気を引いていて』
ほむら『足元のビルを狙われたりしたらたまったものでないわ』
さやか『そうだね、あたしなら最悪足場なくなっても魔方陣でなんとかなるし』
ほむら『ええ、頼んだわ』
1002Res/353.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。