過去ログ - 【Fate】君達が紡ぐだれかの物語【安価とコンマで聖杯戦争】
1- 20
252:1 ◆JwraddSSjo[saga]
2014/08/30(土) 19:06:31.25 ID:9IMnskGdo
【特殊】

ギルガメッシュは迫るそれを見て微笑む。

ギルガメッシュ「―――破綻するもこれだけの輝きを見せるか」

それはかつて一人の騎士王が見せた黄金の光にも劣ることはなく。

闇と光、畏れと憧れ。どこまでも対極した一撃なれど、その信念のなんと美しいことか。

大気を断ちながら迫る闇の極光。全てを呑み込む暴虐の光を前に彼は甲冑を静かに鳴らす。

蠢く背後の空間。そしてその手に握られるは、自身を現すかのような唯一無二の乖離剣。


ギルガメッシュ「良かろう。褒美だ」

愉悦に口元を歪ませて、構える螺旋剣。

三層に連なる刀身は回転を始め、周辺に鎌鼬を生み出す。

貴方から放たれた伝承の一撃には劣るであろう、魔力を周囲に奔らせてそれは放たれた。


ギルガメッシュ「天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)…」

溜めの動作は明らかに足りず。貴方の一撃にも劣るであろう原初の地獄の再現。

淡い葡萄色をした乱気流のなんと頼りのないことか。


だが、それでも良いと。いやそれで良いのだと笑みは止ませぬままで彼は呟いた。

【直後 畏怖すべき夜の伝承の規模判定 ドラキュラと夜-2 エア+5】


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1005.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice