過去ログ - 【Fate】君達が紡ぐだれかの物語【安価とコンマで聖杯戦争】
1- 20
91:1 ◆JwraddSSjo[saga]
2014/08/29(金) 17:05:59.99 ID:ORajORV2o
【貴方:特殊】
【セイバー:クリティカルのため…】


ああ、何とも洗練された剣なのだろうか。

振るわれる一撃一撃が清廉なその身に相応しく、私はどうしようもなく見惚れていた。

式が振るう何処までも鋭利で冷たいそれとは違い、剣士という剣士の頂点に達する者の剣はどこまでも鮮やかだった。


故に心底から奮えて身体が帯びる熱は絶え間なく上がる。そして抱くは願望と閃き。


想い描いた必殺をこの白騎士に真っ向からぶつけて見たいという我が儘。

声に出さずしてこの二人は止められないと分かっている。

されど声に出せばこの二人を停められるとも分かっていた。


我が陣営に向けて腹の底から発するは矛を収めよという言葉。

仕方ないと受け入れ、見守る位置にまで後退する二人に感謝をしながらも、刀を居合の形に構える。

貴方「―――あえて言おう。貴公にこの剣をぶつけたいと」

込めるは気迫にそして身に宿った朱い魔力。周囲の魔力を貪り尽くし、刀は今、妖刀となった。

対する白騎士は真剣たる表情を崩さず、静かに上段に剣を構えた。

それは剣を持ち得る者だからこそ分かる肯定の合図。

感謝から来る笑みを絶やさずに、刀に溜められた全てを横薙ぎに放った。


貴方「人呼んで!――――ドラキュラスペシャル!」


【特殊のため直後判定】
【その下セイバー判定】


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1005.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice