過去ログ - 真姫「私と彼女の有り方」
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44: ◆7SHIicilOU[saga]
2014/09/10(水) 10:08:14.78 ID:vPaWJwwio

「……ねぇ穂乃果」

 どうしようどうしよう。なんて言おう。
仮定の話として、頭で幾度となく考えたはず。

「……なに? 真姫ちゃん」

 でなくても、いつもの私なら耳心地のいい、
それなりに説得力のある適当な言葉をいえたはず。

「好きよ。穂乃果の事」

 けれど口からでたのは、ほんの数分。
たった数分穂乃果が来るのが遅ければ蓋をしていた筈の、
私の、本音。蓋をし損ねて、心の器に溜まってたそれは大きく揺らいだ私の中で、容易にこぼれ散った。
――もう……どうにでもなれ。


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