過去ログ - 真姫「私と彼女の有り方」
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55: ◆7SHIicilOU[saga]
2014/09/15(月) 22:42:09.17 ID:+yuVTNXpo

―――

「はい、ココア」

 妹達の居ない静かな自宅に今日は一人のお客が居る。

「ありがとうにこちゃん」

 そのお客は力なく微笑むと私が差し出したマグカップを
両手で包むようにしてゆっくりと傾ける。

 どうしたの? と聞くのは簡単で、けどとても難しくて。
晩御飯の材料を買いに出かけた所で、一人ふらふらと歩く彼女を見つけて
とりあえずと家に上げた現在まで、何度も聞こうとして言葉を飲み込んだ。


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