過去ログ - 【安価】涼風「ちわー!料理勝負だよー!」五月雨「なんやかんやで3スレ目!」
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◆GwQ8Cj5DL6
[sage]
2014/12/14(日) 23:24:28.59 ID:uVyMHV2g0
この子達と戯れている間に時間が過ぎる。刻一刻と迫るタイムリミット。
こっちの曙の表情が明るくなってきたのに、ここでお別れなんて俺としても嫌だ。
でも、時間にはあながえない。
提督「皆……俺達はもう帰らなければいけないんだ」
落胆する彼女達の目。苦しいが、それが現実なんだ。彼女達が失った物と比べれば俺の苦しいなんざ無いような物だ。
曙(平)「……もういっちゃうの?」
上目使いをしてくる曙。しょうがない、もう少しだけと模索するも、そんな余裕などない。俺には頷く事しか出来なかった。
曙(平)「……そんな」
そう絞り出した彼女の目には涙が。
曙(平)「……またあえる?」
恐らく逢えないだろう。が、俺は勇気づけるために嘘を吐いた。
また逢えるよ、と。
曙(平)「ずっと、待ってるからね」
~~~~~~~~
曙(現)「うー、疲れたー」
子供感丸出しの感想の曙をよそに、俺は罪悪感に満たされていた。あの最後の言葉が胸に突き刺さる。
どうにかしたい。だが俺にはどうすることも出来ない。
……………………待て。
~~~~~~~~
俺にはどうすることも出来ない。
俺には。
なら夕張と明石ならどうだ。
~~~~~~~~
明石「出来ますよ?」
夕張「任せて!」
そう、俺には仲間がいるんだ。
~~~~~~~~
5日後、とりあえず先に完成した電話で通話してみる。
曙(平)「もしもし、こちら○○鎮守府です」
提督「提督に変わって頂けませんか?」ウラゴエ
曙(平)「えっ、提督は……提督は………」
提督「ふふ、冗談だよ、久しぶり」
曙(平)「……提督?」
そうだ、と答えると受話器の向こう側から歓喜の声。
曙(平)「ねね、いつ逢える?」
提督「もう少しだ、今装置を作ってるから少し待ってくれよな」
曙(平)「うん!」
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やっと心が晴れた。俺は彼女達を裏切らなくて済むんだ。
そう思い電話を切ったとき、丁度明石達が完成の知らせを教えてくれた。
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