過去ログ - 【ごちうさ】秘密の遊び【R-18】
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21: ◆8GtO9Q8Y8U[saga]
2014/08/28(木) 21:09:51.25 ID:bzF82N340
「いけません、もうこんな時間。ココアさん……」
もう寝ないと、と言おうとした。しかしチノは、自分に踏まれながら嬉しそうな顔で足を舐め続けるココアを見て、もう少しだけ、そう思った。
チノはココアの頭から足を離し、目隠しと手錠を外した。
「チノちゃん……?」
もの欲しそうな顔でココアがチノを見上げる。その顔に、チノは右手の指を差し出した。
「ココアさんは、逃げたければ逃げられます。体の自由はいくらでも利きます。私は命令しません。自分の意思で、この指を舐めたければ舐めてください」
ココアの胸がどくん、と一際大きく高鳴った。やめようと思えばやめられる。この状況で指を舐めるのはまるで、チノに隷属を誓うようなものだろう。
まるで待てを命じられた犬のように、ココアはしばらくぼうっと白く可愛らしい指を眺めていた。
しかし自分でしたその想像に、やがてココアはたまらずチノの指へとむしゃぶりついた。柔らかな指先を、硬い関節部分を、幸せそうに舐めてゆく。自分がチノのものになる感覚に、ココアは絶頂にも似たものを感じた。
そして、指から伝わるくすぐったさと、完全に服従させた悦びから、チノもまた何も考えられないほどの悦びを味わっていた。
「変態のお姉ちゃん。大好きです、ココアお姉ちゃん……」
よしよし、と褒めるように左手でココアの頭を撫でた。ぼーっとした顔で、ココアは一心不乱に指を舐め続けた。
さすがに時間が無くなり、指を引き抜く。ココアはなおも物足りなそうにしていたが、やがて諦めたのか、それとも疲れが出たのか、眠そうに目を擦った。
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