過去ログ - 闇条さんとフレンダさん☆3巻再構成
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21: ◆HmDjqt09PA[saga]
2014/08/29(金) 12:51:56.68 ID:sNjSD+W90
そこで通話を終え、上条は自販機でジュースでも買うかと立ち止まる。
ポケットから取り出した硬化でお気に入りのザクロコーラを買うと、
かかったわね!と言わんばかりの表情で上条を見つめる一人の少女が出てくる。
長時間そこにいたのか、頭に木の葉を乗せて。


上条「うげっ!?ビリビリ中学生……。お前ナニしてんの?」


上条の視線の先―――自動販売機の陰に隠れるように立っていた少女の名前は御坂美琴。

誰もが知るこの街の超能力者の第3位にして、名門常盤台のお嬢様。
しかしその実態は、いつもイライラ放電中のデンキウナギみたいな奴なのだ。


美琴「今日こそ決着つけてやろうってアンタを待ってたんじゃない」


堂々と夕方の公園で無能力者相手に殺人宣言をする超能力者。
これこそが、上条だけが知っているお嬢様の本性(つまり喧嘩っ早いクソガキ)だった。


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