過去ログ - 雪歩・真「青いロケットを飛ばそう」
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20:1[saga]
2014/08/29(金) 22:30:38.23 ID:koomCluv0
真夏の太陽にも負けないような、輝いた笑顔で真ちゃんはそう言った。
喜びが伝播し、私の顔にも笑みが浮かぶ。
雪歩「ほ、本当に!?」
真っ青なボディ、カーブのついたウィング、船体を支える三つの車輪。
悠然と佇むその姿は、紛れも無くこの世に一つだけの宇宙船ということを証明していた。
真「うん……、出来たんだ…………」
震える拳を握り締め、鈍く輝く宇宙船を見る真ちゃんの瞳は、
星空よりも更に向こう、空よりも蒼い宇宙を映していた。
真「雪歩、改めて言わせてくれないかい」
船体から目を離し、その煌いた瞳で私を見る。
貴女がそうやって私を見るのは何度目だろう、数え切れない。
けれど、今見ている彼女の瞳は、今までで一度も見たこと無かったほど輝きに満ちている。
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