13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/29(金) 23:42:01.30 ID:iKztUeSj0
私の体はますます縮まり、その子からも目を逸らした。
「ごめん…なさい…」
「謝らなくていいから、家がどこか教えて。一緒に帰ろう」
私は山の方を指差し、あっちの方だということを示した。
「遠いなぁ。もしかして一昨年出来たあのでっかい家かな?」
大きな家と聞いて、私が頷くとその子は「よーし」と、腰を低くし、「乗って」と続けた。
それに従うと、更に「しっかり掴まっててね」と加えて走り出した。
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