過去ログ - ブレイズ「日本からオーシアに支援要請ですか?」
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114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/22(月) 00:50:26.80 ID:UMoMswWb0
―――鎮守府・開発工廠―――

―ラーズグリーズ隊が作戦海域に向かっているころ、工廠内ではF-22の解析作業が進められようとしていた―

バートレット「アンダーセン艦長とビーグルには伝えた。多分艦長から極秘裏に大統領には伝えられるだろう。もう後戻り出来ねぇな」

夕張「大統領って…。普通は空軍本部とか参謀本部に伝えられるんじゃないの?」

バートレット「ラーズグリーズ戦闘機隊ってのは元々は非公式の大統領直属部隊だ。それにこんなもんオーシア軍本部に伝わりゃ俺達はスパイ容疑で逮捕。ここだってタダじゃ済まねぇよ」

夕張「今さらっととんでもないことを聞いた気がするけど、このことが空軍や参謀本部に伝わったらどうなるのよ?」

バートレット「そうだな。さっきも言ったが、俺達は全員逮捕。ここの連中はオーシアからなんらかの行動を起こされるな」

明石「物騒な話ですね」

バートレット「軍事機密っつうのはそんなもんだ」

夕張「ちょっと待って!じゃあ私達はとんでもないことに巻き込まれたってこと!?」

バートレット「そういうこった。ま、成功させりゃ問題ねぇってことだ」

バートレット「開発が成功すりゃあ、あとはあいつらが成果を上げてくれるだろうよ」

明石「鎮守府の皆さんや、オーシアの皆さんのためにも絶対に失敗は許されないってことですね」

夕張「お願い妖精さん!絶対に成功させて!私、解体は嫌よ!」

バートレット「もうやるっきゃねぇよ。さ、頼んだぜ!」

妖精「じゃあ始めるね。データは持ってくるけど使っちゃダメなのが出たら破棄するよ」

明石「お願いします。鎮守府の運命がかかってるの。必ず成功させてね」

妖精「頑張ってみるよ〜」フリフリ


ガコォォォン!!


―炉の閉まる重たい音と共に妖精は奥へと消えていった。残されたバートレット、夕張、明石は成功を祈るのみであった―

―――――
―――



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