過去ログ - ブレイズ「日本からオーシアに支援要請ですか?」
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88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/11(木) 20:32:54.67 ID:QZNAxPcc0
―――造船工廠―――

愛宕「こちらが艦娘を建造する工廠です」

アンダーセン「ほぅ、これはまた…」

ビーグル「普通の造船所とはえらく違いますな」

ブレイズ「炉のようなもので囲われているが、この中で作られているのか?」

愛宕「そうです。この中に妖精さんたちがいて、私達艦娘を建造しているのよ♪」

バートレット「やっぱりというべきか、造船に必要な機械などが見当たらねぇな。どうやって建造しているんだ?」

愛宕「ではご説明しますね♪まずはこの炉ですが、先ほど申し上げたようにこの中で艦娘が建造されます」

愛宕「この炉に必要な材料を搬入します。燃料、弾薬、鋼材、ボーキサイトです」

愛宕「艦娘の燃料はご存知の通り食料で補給しますが、建造の際には化石燃料が必要になります」

愛宕「投入する材料の量でなにが建造されるかが決まります」

愛宕「そして妖精さんたちが材料を使って艦娘を製造します。艦娘の建造だけは私達艦娘も含めて人が一切手出しできないんです」

バートレット「一切手出しが出来ないということは、搬入を除けば完全に妖精任せになるってことか?」

愛宕「その通りです。先ほど見学された艤装開発工廠でも炉を見られたと思いますが、艤装の製造も同じような工程です」

ブレイズ「妖精と意思の疎通は可能なようだが、建造してほしい艦娘を指示して必要な素材の量を聞いて投入するということか?」

愛宕「少し違いますね。妖精さんは言葉は理解してくれますが、建造は妖精さんが自分達の意思だけで行います」

愛宕「悪く言えば妖精さんの気まぐれでなにが建造されるかが決まるということね」

ビーグル「つまり、こちらから建造してほしい艦を指示することは不可能ということかね?」

愛宕「そうなります。建造完了までの時間でおおよその艦を予測することは出来ますが、それでもなにが作られるか断定することは不可能です」

ブレイズ「オーバーテクノロジーというよりは、ロストテクノロジーで製造されているということか」

愛宕「言い方を変えればそういうことになるわ。人間は元より、建造(つく)られた張本人である私達でもどうやって製造しているのかわからないの」


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