過去ログ - 海未「私は、どうしたら…」暦「僕に任せろ!」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/03(水) 07:47:47.53 ID:ZnRk6HoTO
海未「穂乃果。申し訳ありませんが、先に先生と二人で話がしたいのですが」

穂乃果「もう…しょうがないなぁ」

何とか許可をもらえました。
私たちは職員室へと進んでいく。
【怖い】
覚悟を決めたとはいえやっぱり怖い。

暦「高坂はどうしたんだ?」

海未「今は外で待ってもらっています」

なるほど。決めたとはいえ、やっぱりまだ踏ん切りがつかないでいる。だがもう後へ引けない。そんなところか。
こんなとき、羽川なら気の効く台詞の1つでも言えるのだろうが僕は口下手だし、何より同姓の友達が居なかったから何を言えばいいか分からない。
…何で僕は自分の傷口えぐっているんだろう…

暦「園田、僕は同姓の友達が居なかったからなんと言えば分からない。だから偉そうなことは言えないけど、これだけは言える。もし高坂の返事がNoでも、絶対に疎遠にはならない。そして、それは高坂の同情などではない。高坂は本当に園田の事を親友だと思っているから。」

海未「…私も穂乃果は親友だと思っています。…そうですよね。私は今のままでも穂乃果の親友。もし答がNoでも、繋がりは消えない。そして、また穂乃果を振り向かせる為のチャンスがある。と、考えれば大分気が楽になりました」

「けれど、今から告白するのに答がNoでも…などと言うのは配慮が足りませんね」と園田。
確かにそうだ。
けれど、園田が初めて【安堵した笑顔】を見せてくれた。今の笑顔は僕の脳内フォルダに保存された。

穂乃果「もう!穂乃果待ちくたびれたー!」

物凄くいいタイミングで高坂が入ってきた。
園田もリラックスしているし、今ここで移動して園田の告白、解呪をするのも良いのだろうが、高坂にも話を聞きたいところだな。

暦「園田、今度は少し高坂と話をさせてくれないか?」

「ええ、分かりました」と快諾してくれた。
今度は園田が教室から出ていく。さて、高坂には聞きたいことがあったんだ。




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