過去ログ - 長門「ブラックオーダー」
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110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/10/30(木) 01:05:56.91 ID:zmufHibK0

「曙っ!」

「わかってる!」

赤い瞳がこちらを睨んでいるのが見える。陽炎は、砲を構えた。
チャンスは一度。絶対当てる。

「……いっけぇっ!!」

気合いとは裏腹に、気の抜けたような炸裂音が、砲塔の先から漏れ、弾頭が射出された。
弧を描いて飛んでいく弾頭の後部からは、鋼鉄製のワイヤーが伸び、砲塔まで繋がっていた。
頂点を越え、目標に向かって落ちていく下降線を辿り始めた弾頭は、その速度を増し、目標に到達すつ一歩手前で、先端部を花開かせた。
広がった、鋼鉄製の網は、艤装の一部に絡み付くと、自動的に巻き取られ、その動きを封じた。



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