過去ログ - 【咲安価】 京太郎「これがZOIDS…」 憧「これがゾイドよ!京太郎!」3機目
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546:1 ◆g6V0jYwopc[saga]
2014/09/06(土) 22:43:45.78 ID:RV6zvLBRo
人居ますしぼちぼち始めて行きまする。

ショップは朝イベントの後自由行動初日の昼に始めます。

おおよそとして
・ジェノザウラーRS(要求値70)の搭乗者決め
・購入安価
・装備や搭乗の安価
の消化をいきます。
通常の基地ではなく特務隊の基地なんで2期中盤クラスの強力なアイテムが揃っております。







◇帝国領土 特務隊基地 


あれから京太郎を囮にすることで無事に特務隊基地へと着いた第一小隊。
第一小隊が着くとそこには既に別な作戦行動を取った第二小隊の皆が居た。
どうやらアーラバローネとかいう謎の仮面の三人衆にここを教えてもらったらしい。
彼女たちの機体の損傷も非常に大きく、激しい戦いがあったことを物語っている。
お互いの状況報告はとりあず明日の朝にして今日は全員しっかりと睡眠を取って体力の回復を図るように、と宥との話し合いで決まった。
今頃は皆戦いの疲れを癒やし迫る決戦へと向けてぐっすり寝ている所だろう。
……それを提案した私を除いて。


やえ「………」

やえ「…京太郎君。お願い…無事で居て…。」

隊長として全員の命と京太郎の命を天平にかけて全員の命を取り京太郎を囮にした私。
その行動は隊長として間違っているとは思ってはいない。
しかし彼のことを好きな一人の女としてはその指示を出すのはとてつもない痛みと悔しさを伴ったものだった。
自分がもっと強ければ、自分のゾイドが万全であれば、あるいは告白でもして伴侶として寄り添い共に戦っていれば…

後悔は後から後から湧いてきて気づけば夜が明けかけていた。
……休める時に休めと教育したのは紛れも無く自分である以上、隊長失格だろう。
一睡も出来ていないのだから。


やえ「………っ……」グスッ


もし彼が死んでいたらと考えるとそれだけで心が張り裂けそうになる。
そうなれば殺したのは間違いなく指示を出した自分だ。彼は間違いなく部隊でもトップレベルで強いが相手はあのレイヴンだ。
…あの化け物相手じゃいくら彼でも。
やめよう。私が信じないで誰が彼を信じるのだ。

王者として隊長として私は彼を信じて待つ。それだけだ、とまるで自分に言い聞かせるようにしてやえは彼を待ち続けた。

基地にボロボロのジェノザウラー2機が戻ってきたのはそれからすぐ後のことであった。


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