過去ログ - 【咲安価】 京太郎「これがZOIDS…」 憧「これがゾイドよ!京太郎!」3機目
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548:1 ◆g6V0jYwopc[saga]
2014/09/06(土) 23:00:43.39 ID:RV6zvLBRo
◇帝国領土 特務隊基地 格納庫


京太郎「……はぁ。今回は本当に死ぬかと思ったぜ。」

京太郎「助かったぜ、カピー、照お姉ちゃん。」

照「気にしないで。京ちゃんのためなら当然の事。」

カピー「カピッ!」

淡「ねむ〜い〜。ふわぁぁぁ…。」

京太郎「俺も流石に連戦続きで眠いぜ…。」

照「私も自室で休むから京ちゃんもそうするといいよ。場所はさっきの通信兵の人が送ってくれた所。そこが京ちゃんの部屋。」

京太郎「そうさせてもらうよ。ありがとうな照お姉ちゃん。」

照がライジャーから降りて部屋へと向かったのを確認して俺も淡と一緒にジェノザウラーから降りる。
そうするとこんな早朝にも関わらず俺よりずっと年上であろう整備兵の人が走って俺の前に来て敬礼を行う。

整備兵「お話は伺っております京太郎中尉。後の整備と修理は任せてゆっくり休んで下さい。」

京太郎「わざわざこんな時間にありがとうございます、えっと…」

整備兵「アストナージと申します。ここの整備主任を任せれております。」

京太郎「了解です。ではアストナージさんよろしくお願いします。」


そう言って綺麗な敬礼をするベテランの整備兵の方に敬礼を返して俺は通信兵の人から教えてもらった自分の割り当てられたは部屋へと向かった。
ちなみに途中で俺に張り付いて同じ部屋に来ようとする淡をひっぺがして奴の部屋に突っ込んだ。


そして俺の部屋の前の廊下には目の下に隈を作って疲れきった顔で涙を流しながら微笑むという複雑な状態のやえさんと眠気に目をこすりながらふらふらで出迎えてくれる宥大尉の姿があった。
恐らく大して寝もせず待っていてくれたのであろう。特にやえさんの方はどう見ても一睡もしていない。
そんな二人に俺は出来る限り最大の敬意と熱意を持って敬礼をする。

京太郎「須賀京太郎中尉、只今帰還しました!」

やえ「…おかえりなさい。…この馬鹿…!」ギュッ

宥「…おかえり、京太郎君。」フラフラ

二人っきりって訳でもないのに走って抱きついてきて涙を溢れさせるやえさんとフラフラしながらも静かに微笑んで手を振ってくれている宥大尉。
…きっとこんな素晴らしい二人の隊長の下で1年間過ごせた俺は物凄く幸せなんだろうな。

それから頭を撫でたりして落ち着かせたやえさんを部屋に戻し俺と宥さんは集合の時間まで少しの間だが寝ることにした。
少しでも寝ないのと寝るのじゃ大違いなものだ。
集合時間が軍としては極端に遅かったのはきっと誰かが気を回してくれたのだろう。




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