16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/31(日) 22:13:55.84 ID:rhAwjF480
キリト「大丈夫ですか!」
男性「やめろ!やめてくれ!」
目の前で見た光景に絶句する。
切り刻まれる小型のドラゴン。
絶望を受けた顔をする男性。
ポリゴン状に霧散するそれは、おそらく男性の使い魔なのであろうか。
キリト「お前、何をした!」
フード男「何って、はっはっは!見てわからねえか!コイツの使い魔を殺してやったんだよ!」
シリカ「あなたまさか!」
フード男「そうだよ。俺が今騒がれてる。使い魔殺しの”クァンツ”だ!」
キリト「お前、何故人の使い魔を殺す!」
クァンツ「何故?理由なんてない。殺したいから殺すんだよ!ハーッハッハ!」
シリカ「あなた、最ッ低!許せない!」
キリト「シリカ、落ち着け!」
シリカ「せやああぁぁぁぁぁぁ」
クァンツ「フン」
ほんの一瞬の出来事だった。
キリト自身、何が起きたかわからない。
キリト「一瞬で、シリカのHPゲージがレッドだと…!」
シリカ「くっ…」
キリト(あんなソードスキル、見たことない。まさか。まさかコイツは…!)
キリト「まずい!シリカ!早く離れろ!」
キリト「おそらくそいつは…そいつは…」
キリト「ユニークスキル使いだ!」
クァンツ「ハッ、鋭いじゃねえか!そう、俺はエクストラスキル、”マサクールナイフ”使いだ」
キリト「マサクール、ナイフ…」
シリカ「ま、マサクールって、どういう意味なんですか?」
キリト「英語で…、大虐殺…」
シリカ「!そんな…」
クァンツ「おやおやぁ!賢いねえそこのガキは!」
キリト「大虐殺というくらいだ。与えられる条件なんか予想できる」
クァンツ「そう、このマサクールナイフを得る条件。それは」
シリカ「…」
クァンツ「全プレイヤーで最も早く使い魔を、5匹殺すことだ」
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