20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/31(日) 22:45:49.50 ID:rhAwjF480
 キリト「使い魔を、5体だと…?」 
  
 シリカ「このSAOの世界で使い魔を持っているプレイヤーなんてごく僅かなはず!」 
  
 クァンツ「だから主にこの47層を基点に活動してんだろうがよぉ」 
  
 キリト「確かにここは使い魔を連れているプレイヤーが来る可能性は高い。それでも、5体も殺せるものなのか?」 
  
 男性「そいつは、俺のビーストテイマー繋がりの知り合いの使い魔も殺しやがった…」 
  
 キリト「何だと…!」 
  
 シリカ「許せない!」 
  
 クァンツ「ヘッ、お前らに許しを請うつもりはねーよ!じゃあな」 
  
 キリト「待て…」 
  
 クァンツ「あ?何だ?なんか用か?」 
  
 キリト「お前は、使い魔が死んでしまう悲しみを知ってるか」 
  
 シリカ「!」 
  
 クァンツ「はぁ?そんなもん、知るかよ」 
  
 キリト「だろうな、じゃなきゃ、人の使い魔を殺すなんて真似できる訳ないよな…」 
  
 クァンツ「お前、何が言いたいんだ?」 
  
 キリト「使い魔が死んで、悲しむ人を見たことがないのかって言ってんだよ!!」 
  
 シリカ「キリトさん!落ち着いてください!」 
  
 キリト「シリカ、HPを回復しておいてくれ。巻き添えを食らわせる訳にはいかない」 
  
 シリカ「…戦う、つもりなの?」 
  
 キリト「ああ、あいつは、絶対に許す訳にはいかない」 
  
 クァンツ「お前が俺に勝てるとでも?笑わせてくれる!」 
  
 クァンツ「いいだろう!お前との勝負、受けてやる!」 
  
 キリト「少し、時間をくれ、準備する」 
  
 クァンツ「わかった、とっとと終わらせろ」 
  
 キリト「…」 
  
 シリカ(キリトさん、真剣にモニターを操作してる…。装備を整えてるのかな) 
  
 クァンツ「まだかよオイ。あんま待たせないでくんねーかなぁ?」 
  
 キリト「待たせたな、こっちの準備は終わった」 
  
 クァンツ「ハハッ、お前に言っとく、俺は、使い魔殺しであると同時に」 
  
 クァンツ「プレイヤーキラーだ」 
  
 シリカ「な、なんですって!」 
  
 シリカはとっさにクァンツのカーソルを見る。 
  
 シリカ「そんな、オレンジ…」 
  
 キリト「人殺しまでしてるとはな、絶対に許さないからな、覚悟しろよ」 
  
 クァンツ「へいへーい、あーコワコワ、とっとと片付けるか」 
  
 キリト「行くぞ!うおおおぉぉぁぁぁぁ!!」 
  
 クァンツ「来いよ!ヒャッハハッハ!!」 
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