31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/01(月) 00:19:56.68 ID:tb3jb/N90
シリカ「キリトさん」
キリト「シリカ、いつからいたんだ?」
シリカ「今、やっと追いついたところです」
キリト「なぁ、シリカ」
シリカ「なんですか?」
キリト「コンビ、解消し、んぐっ」
シリカ「ん・・・」
キリトは何が起きているかとっさには分からなかった。
それが自分の唇とシリカの唇が重なっている、というのに気づくのに5秒はかかった。
キリト「んぐっ!ぷは!はぁ、はぁ。な、何するんだよ」
シリカ「嫌です!キリトさんとお別れだなんて、絶対嫌です!」
キリト「でも俺は人を殺してシリカ「そんなの関係ないです!」」
シリカ「キリトさんがあそこで戦ってくれてなかったら私が死んでました!私は感謝してます!」
シリカ「きっと使い魔を殺された人も、キリトさんに感謝してるはずです!」
キリト「…俺は、俺は……」
シリカ「死ぬつもりですよね」
キリト「なっ!」
シリカ「帰りのあんな様子見てたらだれでも気づきます」
キリト「くっ!」
シリカ「キリトさんが死んだら、あたしも死にます。キリトさんがあの人を殺したのを間違いだと思うなら、あたしはあそこで死んでるはずです」
キリト「俺は、生きててもいいのか…?人を殺したんだぞ?」
シリカ「当たり前です。キリトさんがいなくなっちゃったら、このゲームがクリアできなくて、それこそみんな死んじゃいます」
キリト「そうか…」
シリカ「はい!元気だしてください!キリトさんは沢山の人を救ったんですよ!」
キリト「シリカ」
シリカ「はい?…!」
キリトはシリカを抱きしめた。
もう離れないんじゃないかと思ってしまうほど強く。
キリト「シリカ、可愛いな、よく見ると」
シリカ「え、えぇっ!?どうしたんですかいきなり!」
キリト「シリカ、可愛い、シリカ、好きだ、大好きだ」
そう言ってキリトはシリカにキスをする。
長い間、30秒ほどのキスを終えると。
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