過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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130: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/09/05(金) 20:04:01.36 ID:cvTK6/Euo

「はい」

「そいつはありがてェ。そう言ってもらえれば、あいつらも喜ぶぜ」

「『あいつら』ってその、舞台に出ていた」

「ああ、そうだけど?」

「いえ、何でもないです。それより作曲を進めましょう?」

「そうだな」

 西木野真姫との作曲作業はその後急ピッチで進められることになる。

 しかし高校生という身分ゆえに制約も多い。

「さてと、今日はこのくらいにしとくか」

「もう終わります?」

「ああ。仲間の練習も見とかないといかんしね」

「じゃあ私、帰ってから音のデータまとめておきますね」

「おう。すまねェな」

「いいんです。音楽、好きですから」

「そうか」

 作曲作業という地味な作業にも楽しげにはげむ西木野真姫の横顔を見ながら、

播磨はふと言葉が漏れた。

 それは後から思えば不用意な言葉だったのだが、その時の播磨は真姫と仲良く

なったことで少し油断していたのかもしれない。


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