過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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◆4flDDxJ5pE
[saga]
2014/09/07(日) 21:23:51.21 ID:mnqOCDlBo
「……ん」
やはり悪いことを聞いちまったかな、と思う播磨。
しかしそんな播磨を気遣うように、真姫は話はじめた。
「先輩の思った通り、理由はあるんです。確かにウチにもピアノはありますよ。
でも、家出は弾き辛くて」
「隣りの人が苦情を言うとか?」
「い、いえ。一軒家なんで、苦情が来たことはありませんね」
「そうか。じゃあ、どうして」
「私の親って、病院で院長をやっているんです」
「そうか」
(雷電から聞いたことがある、というのは黙っておこう)
播磨はそう思った。
「それで、ウチは子供が私一人しかいないから、私が家業を継ぐことなっちゃって」
「つうことは」
「はい、親からは医学部に行くよう言われています」
「……」
「昔はそんなことはなかったんですよね。女の子の嗜みとして、音楽だけでなく、
お花や踊りなんかも習ってて、その中でもピアノが一番好きで、毎日のように
弾いてました」
「そうか。だからあんなに上手かったんだな」
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