過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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216: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/09/09(火) 21:49:52.35 ID:Q2Gs7voYo

 放課後の練習後。

 疲労感の中にも充実感の詰まった練習場を出た播磨は、練習用の服から制服に

着替え終わった穂乃果が出てくるのを待っていた。

「高坂、一緒に帰ろうぜ」

「んん? どうしたの?」

 播磨からの若干戸惑う穂乃果。

「たまにはいいだろうがよ」

「そういえば、最近一緒に帰ってなかったね」

「そうだったかな」

「それじゃあ、今日は夕飯食べて行きなよ。お母さんにも電話しとくから」

 そう言うと、穂乃果は携帯電話を取り出した。

「お? おう」

 穂乃果と一緒に薄暗くなる道を歩く。

 もう夏も近いので日は長くなったけれど、見えにくいことには変わりない。

 外灯が点灯すると、街に夜の訪れを告げているみたいだ。

「はあ、今日も頑張ったね、播磨くん」

「そうだな」

「……」

「……」

 どうも穂乃果の口数が少ない。普段なら放っておいても二、三時間は喋り続ける

子だけに播磨は少し不安になってきた。


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